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link JK4HNN/とっとりLC575のブログ JK4HNN/とっとりLC575のブログ (2019/12/16 10:36:00)

feed マグネチックループアンテナ その7 (2017/4/23 7:10:33)
シミュレーションソフトを使ってマグネチックループアンテナを解析してみました。

こちらの論文にKI6GD局とAA5TB局のソフトが紹介されています。
https://www.nonstopsystems.com/radio/frank_radio_antenna_magloop-small.htm

https://www.nonstopsystems.com/radio/frank_radio_antenna_magloop.htm

<LoopCalc by KI6GD>
http://www.iw5edi.com/software/magnetic-loop-calculator

<Loop27 by AA5TB>
http://www.aa5tb.com/loop.html

またWeb上で計算してくれるHPもありました。
<66pacific>
http://www.66pacific.com/calculators/small-transmitting-loop-antenna-calculator.aspx

メインループ径1m、給電ループ径20cm、出力5Wで計算しました。放射効率とは加えた電力の何%が実際に放射されるかというものです。3つの計算結果を順に並べています。

<3.5MHz>
放射効率  13%、13%、12%
帯域幅    0.8kHz、0.8kHz、0.2kHz
バリコン容量  1762pF、1947pF、569pF
バリコン電圧  0.8kV、0.7kV、2.4kV

<7MHz>
放射効率  62%、62%、60%
帯域幅    2.5kHz、2.8kHz、2.7kHz
バリコン容量  433pF、486pF、142pF
バリコン電圧  0.8kV、0.8kV、2.7kV

<14MHz>
放射効率  95%、95%、94%
帯域幅    26.6kHz、29.3kHz、7.7kHz
バリコン容量  102pF、121pF、36pF
バリコン電圧  0.5kV、0.5kV、1.7kV

14MHzは優秀、7MHzはそこそこ使える、3.5MHzはあまり実用的ではない、という結果です。計算式が異なるので、ソフトにより数値が異なりますが。

バリコン容量についていうと、大阪府立大学高専の論文ではメインループ径1m、7MHzで、バリコン容量212pFとなっていました。多分、手持ちの250pFでいけると思います。外付けオプションでコンデンサーを並列に追加して、3.5MHz対応も実験してみようと思います。

ではまた
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