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やはり越えられない壁なのか・・・ (2017/5/10 6:05:18)
越えられない壁というものが、
世の中にはいろいろとあるかと思うのですが、
特小にも越えられない壁が存在するようです。
DJ-R20Dの壁です・・・。
DJ-R20Dが製造終了してから数年経つでしょうか?
メーカーが(おそらく)想定した後継機種のDJ-R100D、
DJ-R200D、ライセンスフリー愛好者がそうであったら
うれしいな・・・と期待していたDJ-P221L、販売時期が
重なっているDJ-P24L、他メーカー、アイコムの
IC-4188D等々。いろいろ発売されてきました。
部分的にDJ-R20Dを越えているものはあると思います。
機能の豊富さでいえば、DJ-R100DやDJ-R200Dの方が
上回っていますし、受信感度でいえば、個体差の可能性も
ありますが、手持ちのDJ-R20DよりDJ-P24Lの方が耳が
明らかに上回っています。軽さでいえば、DJ-P221Lが
単3電池1本で動くお手軽さ。
でも・・・
総合で判断すると、やはりDJ-R20Dを越えられない・・・。
フル機能搭載で実売価格16.800円。自機レピーター機能の無い
DJ-P24Lでさえ実売価格は17,800円かそれ以上なのに・・・。
コストパフォーマンスが良すぎたんでしょうね。
発売してしばらく経っているDJ-R100Dにしても、2万円台。
今年発売された、DJ-R200D。
神機と呼ばれるDJ-R20Dと型番が似ていることも有り
「今度こそは越えたかも・・・」と発売日にゲットしました。
アンテナの長さもDJ-R20Dとほぼ同じ。
デザインも業務機っぽくいい感じ。
山岳移動等での使用がほとんど無いため、
隠された性能がどれ位なのか未知数なところもあるのですが、
スケルチ開放音がDJ-P221Lのような音・・・。 あぁ残念・・・。
DJ-P221L以降のアルインコ機、みんな同じような
スケルチ開放音らしいのですが、何だかこの音、個人的には
苦手なんですよね。ブチブチ音というかなんというか。
なので、あまり活用せず放置していたのですが、
今回のGWのオンエアディに初参戦させてみました。
私、オンエアディだからといって、ひたすら局数を
稼ぐタイプではないので、聞こえてきたらQSOする。
気が向いたら、CQを出す。そんな感じで運用していました。
今回の比較対象は、DJ-P221L。
まぁDJ-P221Lで聞こえるものは、DJ-R200Dでも聞こえますし、
その逆でもありました。 どちらかしか聞こえないということはなく、
受信感度に関しては同等レベルの性能はもっているのでしょう。
(DJ-P221Lは特小機でも感度がいい方だと思います。)
送受信性能には関係ないですが、気になったのが
PTTの反応とバッテリー消耗表示。
PTTは手を離してから、変調が切れるまでタイムラグがあるんです。
極端に言うと、反応が、レピーターの変調の切れ方のような感じなんです。
設定次第では変更できるのかもしれませんが、説明書を
読み込んでいないので、設定変更でどうにかなるのか分からず・・・。
もう一つの、バッテリー消耗表示の方。
もともと、DJ-R200Dでは、エネループやエボルタ等のニッケル水素の
使用は出来ないことになっています。(単3電池と径が同じなので使えるだけ)
なので、ニッケル水素電池でバッテリー消耗表示が出るのは仕様なので問題は
無いのですが、ライセンスフリー愛好者は、ニッケル水素電池を使っている人が
多いはず。その点も考慮して戴けるとうれしいな・・・と思います。
(機種により、使用するバッテリー(アルカリ・ニッケル水素)の種類を変更できるものあり)
まだまだ使い込みが足りないので、適正な評価は全く以て出来ませんが、
個人的には、DJ-R20Dは越えていないかな・・・というのが今のところの評価。
DJ-R20Dを越える特小機は出てくるのでしょうか。
頑張れアルインコさん!、アイコムさん! ヤエスさん! ケンウッドさん!
(他にあったかなぁ・・・)