無線ブログ集
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        趣味的合法無線局無免許無資格派(フリーライセンス無線で遊ぼう!)
    (2019/12/16 10:36:54)
  
        今次集中運用で思ったこと
        (2017/5/24 15:30:27)
    
  
         今回の4日間集中運用を終えて、思ったことをちょっと書いてみようと思う・・・炎上覚悟で・・・・
 
 けしてケンカ売っているわけではないので、誤解なきよう。
 
    1 Esシーズン中の1エリア局同士のラグチュー   
 
今回のご本尊様もそうですが、Esシーズンともなると、1エリア各局は寸暇を惜しんでリグに電源を入れ、ノイズから浮いてくる遠方局の変調に集中しているものと思われます。
平日も然りで、「皆さん仕事大丈夫なんですか??」と大きなお世話なことを思ってしまうほど、1エリアにはたくさんの局長さんが耳を澄ましています。
 そんな中で今回、1エリアのローカルラグチューを聞かされました。
 
 「いやーEsでればいいなーとおもってー待っているんですけどぉー」
 
 とか、のーんびり話しています。
 
  「そんなこと話しているうちにコンディション良くなったらみんなに迷惑が掛かるんじゃないのか??」
 
 と思ってしまいます。
 
 それ以前に、
 
 「そのチャンネル、コンディションアップに備え、みんな聞いているんだぞ!!」
 
 、と。
 
今回ラグチューしていたそのチャンネルは、たまたまDXチャンネルだったのですが、そのラグチューによってワッチ続行不可能になりました。
 正直な話、私個人の中での考えで、敢えて言いますが、そのラグチューは違法局と同じでした。
 
 忘れてはならないのは、
 
  「1エリアの局長さんは、とてつもなく多い。」 
 
 
「そのラグチューで、使用しているチャンネルからの飛来をキャッチできなくなる局長さんがいっぱいいる。」
 
 ということです。
 
1エリアの多くの局長さんは、みんな聞き耳を立ててチャンネルセレクタをぐりぐり回しながらコンディションが上がり、遠方局の変調がノイズの中から聞こえてくるのをじっと待っています。
それが証拠に、シーンとしていたところにコンディションが上がり、ひとたび遠方局の変調が聞こえてこようもんなら、みんなどこに潜んでいたの??という感じで、一斉に呼びまくっているのを一度や二度体験したことがあると思います。
 ひとたび聞こえてきたら、呼ぶのは「仁義なき戦い」状態でいいと思ってます。
 
とある山岳運用第一人者の言葉ではないが、隣同士で呼び合い、「ああ負けたぁ~」と地団駄を踏む場合もあれば、「よっしゃー」とガッツポーズをとる場合もある。
 まさに同じ土俵の真剣勝負・・・
 
 ・・・話は逸れましたが・・・
 
 それほど1エリアの局長さんは多いのだ、ということを忘れてはいけないと思っています。
 
 勘違いしてほしくないのは、「EsシーズンはGWラグチューをやるな!!」と言っているのではありません。
 
ラグチューをすることにより、耳を澄ませてEsのコンディションアップを待っている局長さんの迷惑になっている可能性がある、ということを考えないといけないのだと思いました。
 ラグチューに関して言えば、どのエリアでも言えるかな??
 
    2 Esシーズン中の1エリア局のCQ   
 
 同様だと思っています。
 
 まぁ、数回CQ出すことくらいはあるかと思います。
 
しかしこれは、「私聞いてますよ」と主張するためのCQだったり、散々ワッチしていたがコンディション上がらずにボウズ回避するためのCQだったりと、それぞれ考えがあっての短時間CQならわかりますが、はっきり言って、シーズンまっただ中の、いつEs飛来してくるかわからないで待ちの状態で、1エリアの局長さんが立て続けに連続CQを出しているのを耳にすると、うんざりします。
幸い今回当局は、それほど強くはないところにいたのですが、これが近場で強力に入ってくるところで連続してずっとCQ出されていたら・・・・と思うと・・・・
 そのチャンネルは使えなくなるわけですからね。
 
1エリアのEsシーズンにおいて、自分がCQを出すことにより、そのチャンネルで飛来してくる遠方局の変調をキャッチできなくなる局長さんが、どれだけ多いのか・・・それを忘れてはいけないのだと思いました。
これも勘違いしてほしくないのですが、「1エリアはEsシーズン中絶対にCQを出すな!!」と言っているのではありません。
出すのであれば、周りでコンディションアップを待ち構えて耳を澄ませている局長さんのことも考えなくてはいけないのでは??ということが言いたいだけです。
 少なくともEsシーズン中は、そういう局長さんのことを考えてGWQSOや、CQをだすべきだと思っています。
 
このラグチューとCQに関して、今次集中運用で、堂平山にいたときにボウズ回避の苦肉の策として、1回だけCQを出しました。
 そのCQに、舎人公園移動のオオタY16局がお声がけしてくださいました。
 
久々のQSOだったのでゆっくりとお話したいところではありましたが、レポートを交換して、すぐに「さよならー」でした。
 Y16局にとっては「なんだよ!!」と思われたかもしれませんが、けして悪気があったわけではありません。
 
 こういう考えがあったからそっけなくQSOをした次第でした。
 
 Esシーズン中の1エリアのGWQSOは、あの程度でいいのかなと思っています。
 
 ラグチューしたければ、2chや7ch、若しくは特小なりDCRなりにQSYすればいいんですからね。
 
イブニング運用でだいぶ暗くなったころ、ずっと飛来を待っていて痺れを切らしてCQを出し、同じく痺れを切らした局が応答しているのも聞きました。
それはそれで「痺れを切らした局同士が慰めあってるよ。」なぁんて笑い話にもなりますが、ランチタイム始まってすぐにラグチューを始めるのはどうなのかなぁ・・・と思った次第であります。
    3 CQ局のコールが取れていないのに応答して、レポートを送る   
 
 QSOしたい気持ちはわかるんですけど、正直言って「これはないよなぁ-」と思いました。
 
  CQに応答する側が、 
 
 
「こちら〇〇(自分のコールサイン)。レポート53、53!!。コールサインが取れていません、再度おねがいします。」
 
 はぁ??
 
 コールサインが取れていないのに呼んだのかコイツは・・・と思うこともしばしば。
 
 もはや論外な気がします。
 
  今回の集中運用において、個人的に思うところがあったので、率直に述べさせていただきました。 
 
  「こうするべきだ」とか偉そうに言うつもりは毛頭ありません。 
 
何れにしても、趣味の世界なので、何をやろうと個人の自由であり、今まで述べたことは違法性があるわけでもありません。
ですが、これだけライセンスフリー人口が増えてきたというところに考えを及ぼすと、違法性がないから何をしてもいい、というものではなく、みんなで楽しむ趣味であり続けるためには、ある程度の周りへの気配りなども必要になってくるのではないかなと思った次第です。
これは、無線の趣味に限らず、すべからく人間が集まるところでは必要とされているものなんだろうな、と思いました。
自分もかつて、気づいていなくて周りに迷惑をかけていたこともありましたし、今でも自分が気づいていなくて周りが迷惑と感じていることもあると思います。
「お前が偉そうに言うなよ!!」と陰で言われるかも。
 
「お前が偉そうに言うなよ!!」と陰で言われるかも。
 「隗より始めよ」
 
 自分も気を付けたいと思います。
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