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feed 変形3エレ持って大年寺山 (2017/5/28 18:11:24)


 久々の休日、どこか山にでもと思い、早朝に蔵王刈田岳のライブカメラを確認したところ、濃いガスの中。いつもの大年寺山にて散歩運用に変更し、先日作製の変形3エレ八木の使い勝手とLiFeバッテリーの持ちを試してみることにしました。

 <本日の装備>
リグ FTM-10S(145MHzで運用) 10W
バッテリー SHORAI  LiFeバッテリー 4Ah
アンテナ 変形3エレ

<変形3エレ八木>
 組み立てはロッドエレメントを所定の長さに伸ばして、揃えるだけなので、なんの手間もありません。三脚に設置し終えて、SWRを計ってみたところ、前方(北)に向けたときに最も下がり1.0(針が動かず)、西に回すと1.1(ほんの少し針が振れる)程度で、ホームで計った際と同様、ほぼベタ落ちを確認。アンテナによっては運用地の環境でけっこう変わることがありますが、このアンテナはさほど影響なく、再現性も悪くないようです。ちなみに反射器を「く」の字でなく、まっすぐにしたところ、1.3程度に上がります。これでも全然問題ありません。今回は、「く」の字に戻し、変形3エレとして使いました。






 はじめに福島県川俣町の女神山山頂移動のJA7RTG局とQSO。アンテナの向きは南西、蔵王方向。59-55。RTG局はハンディ5Wとのこと、こちらは10W。北西に回すとまったく入感しなくなります。ブームが短いので利得は期待できませんが、指向性はまずまずの感触です。

 終了後、メインをワッチしていたところ「・・・/1」のCQが聞こえてきました。サブに移っても同様の強さで入感。栃木県那須町の茶臼岳移動局。大年寺山で1エリアの信号が聞こえてきたのは初めてです。お呼びしたところ、強い局に負けてしまうようで、なかなかつながりません。3度目に拾っていただきました。52-52。標高1915mの山頂付近からハンディ機とのことでした。安定した信号なので、手持ちではなく、何かアンテナを固定されての運用と思いますが、詳しくは聞かないでしまいました。こちらの八木方向は真西で、どこかに反射しての信号のようでした。距離148km。交信後、アンテナをRH770に換えて受信してみたところ、ノイズ混じりとなり31から41に低下。これだと交信は厳しかったと思います。

 続いて、岩手県釜石市からのCQが入感。五葉山山頂局。3エレを北東方向に向け、59-59。たぶんハンディ機かと思いますが、たいへん強力な信号でした。帰宅後、カシミールで確認したところ、なんと五葉山と大年寺山は見通しであることが判明。距離130.8km。特小10mW交信の可能性も十分ありうる位置関係と言えます。北方向では、大崎市鬼首の禿岳移動局とも交信できました。下山途中とのことでしたが、59-52。相手局は0.5Wかつ手持ちのようで、若干信号の振れはありましたが、良好に交信を続けることができました。鳴子鬼首の移動局とここから交信できたのは初めてです。このほか、北西方向に向けたところ、山形県天童市、村山市の信号が聞こえていました。

 大年寺山は標高120mの小高い丘で、樹木が繁り、けっして良いロケではありません。何度もここで運用してますが、県外局との交信はほとんどありません。変形3エレ、少し手ごたえあったかな、といったところです。


 < LiFeバッテリー>
 FTM-10Sに4Ahのリチウムフェライトバッテリーをつなぎ、常時10Wで運用したら、減り方はどんな感じなのか。残念ながら思うようには検証できませんでした。3時間弱の運用といっても、CQを出してもなかなか応答なく、断続的に交信といった状態で、受信が長かったです。なので、送信時間はさほどではありません。それでも、運用開始時の電圧が13.4V。運用終了時の電圧が12.9V。いったん電源を切り、再度計ってみたら13.1V。なかなか頼もしいバッテリーとの感触ではありますが、あらためて、検証してみます。





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