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feed アマチュア無線 無線従事者免許証と無線局免許状について (2017/7/7 0:01:00)
+ 前書
本記事は当Blogへ"アマチュア無線とは"等でお越し頂く方がいらっしゃるので
関連する情報を簡素化して記事にしようと思い書いています。
アマチュア無線という趣味がどの様な物かご理解の助けになれば幸いです。

+ 電波利用が原則免許制の理由
初めに電波は目には見えませんが有限の物であって、決して無限に存在しているわけでは有りません。
有限である以上、もし個人や団体が勝手気ままに電波を発射すると
あっという間に枯渇し秩序が保たれず社会生活に大きな支障を与えます。
よって純然たる趣味で、電波を利用するアマチュア無線も例外なく
電波法その他の規制を受け免許が必要です。
またアマチュア無線は趣味なので目的外利用例えば、業務無線代替等は固く禁止されています。
アマチュア無線に限らず、電波に関する所管官庁は我が国の場合"総務省"(旧郵政省)です。

+ アマチュア無線の楽しみ方
例を挙げると
・ アナログ音声またはモールス信号での交信を楽しむ.
・ 電波の出入り口"アンテナ"を自作して研究する.
・ トランシーバーを自作する.
・ トランシーバー周辺機器を自作する.
・ 国内/海外局との交信を楽しむ.
・ デジタル通信(データ/音声)を楽しむ.
・ QSLカードと呼ばれる交信後交換する絵葉書をコレクションする.
・ アマチュア無線用通信衛星経由で交信を楽しむ.
・ 月に電波を発射し、地球へ反射して来た電波で交信する.(月面反射通信)
まだまだここには書ききれないほど楽しみ方があります。

良く、アマチュア無線はインターネットと比較されて簡便性から
インターネットの方が勝るとの意見が有りますが、
勿論確実性ではインターネットに軍配が挙がるでしょう。
しかしながら、アマチュア無線で利用される"短波"と呼ばれる
3~30MHzの周波数は地球の上空約300~500kmに存在する
"F層"と呼ばれる電離層の反射を受け、時には驚くべきほど
小電力で地球の反対側と交信出来たりするので醍醐味となっています。
この電離層は11年周期の太陽活動や季節、昼間/夜間で
大きく変化し、反射できる周波数帯が変わるので面白さの一部になっています。


+ アマチュア無線に必要な資格
・ 無線従事者免許証 / 趣味の資格ですがれっきとした国家資格です。
イメージ 1

通称"従免"と呼ばれています。
この免許は個人に与えられるもので、基本的に一生涯有効です。
我が国では1~4級にクラス分けされており、1級が最上級となります。
各級の試験/操作できる範囲や取得方法は以前記事にしましたのでそちらを御覧ください。
https://blogs.yahoo.co.jp/oita_tn24/14741339.html


・ 無線局免許状
イメージ 2

通称"局免"と呼ばれています。
従事者免許証を取得した後に、トランシーバーを購入し最寄りの
総合通信局(九州なら九州総合通信局)に申請し、審査に合格すると頂けます。
無線局免許状には発射が許可された周波数や最大出力、電波型式等が
記載されているのでこれを逸脱してはなりません。
この無線局免許状の交付を受けて、初めて電波が出せる様になります。
右上の"識別信号"と書かれている物は通称"コールサイン"で世界に一つだけの物です。
有効期間は5年間。つまり5年毎に再申請する必要があります。

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