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feed チャイコフスキー 交響曲第5番の名盤紹介 (ムラヴィンスキー & レニングラード・フィル60年盤) (2017/7/10 0:02:00)
チャイコフスキーが作曲した中でも交響曲6番"悲愴"と同様に
人気の高い交響曲第5番の名盤を紹介したいと思います。
余談ながら、ベートーヴェンの交響曲第5番が発表されてから後
各作曲家5番は殆どが劇的な曲想で、チャイコフスキーも例外では有りません。

イメージ 1

+ 指揮: エフゲニ・ムラヴィンスキー (1903~1988)
+ 演奏: レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
+ ドイツ・グラモフォンレーベル DSDリマスタ仕様
+ 1960年11月9日, 10日   ウィーン ムジークフェラインザールでのステレオセッション録音

指揮者ムラヴィンスキーは、当時ソ連で最高の実力を誇る指揮者で
手兵のレニングラード・フィルのシェフを約50年もの間勤め鍛え上げました。
リハーサルが非常に厳しく、遺された映像等から無駄な音を一音たりとも
出すことを許さず今回紹介する得意曲であったチャイコフスキーも
最低でも練習を10回以上、演奏する度に繰り返したとの逸話が残っています。

上記の事も有り、本レコーディングは引き締まった無駄な所のない
厳しいチャイコフスキー像が垣間見える演奏です。
どんなパッセージも安々と指揮者の棒通りに演奏していきます。
例えば第4楽章の速さには驚くと思います。
音質は1960年台としてかなり優秀。DSD処理されて更にアナログの
イメージに近くなったと言えるでしょう。


後書きとして、ムラヴィンスキーは親日家(*)で日本公演を何回も行っており、
いづれも伝説の名演として語り継がれています。
日本公演での本曲ライヴ盤も名演です。リリースされていますのでぜひ聴き比べをしてみてください。


(*)… 天ぷら、カレーライス、餃子等日本料理を好んで食べた、
厳島神社を散策し感銘を受けた等など来日中は色々と逸話が残っています。
また音楽から離れた余暇中は自然を愛し、団欒の場では笑いが絶えなかったとの事です。

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