無線ブログ集
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20170908 コウモリ観察会 (2017/9/9 23:53:48)
室内でのコウモリに関する子供向けの講義の後、バッドディテクター(超音波検知器)をお借りしてコウモリが飛び始めた屋外で実際にコウモリの声を聞きました。
バッドディテクターで聞こえるコウモリの声は「チュンチュンチュン・・」とという短波レーダーのパルス音のように聞こえます。その感覚は速くなったり遅くなったり。虫を捕らえる瞬間には「ギー」と聞こえる連続音となりロックオン状態に索敵モードが切り替わるようです。この音は「バズ」と呼ぶそうです。
夏の夕暮れに市民ラジオ運用しているとロッドアンテナの先にアタックしてくるコウモリはCBerにとっては身近な存在、実際どのように超音波を出しながら飛んでいるのか興味があるましたので中々面白かったです。無線の電波もそうですが、波長が短くなると直進性が強くなります。同じようにコウモリが発する40~45kHzの超音波も直進性が強く、バッドディテクターのマイクも指向性が強いため向けた方向しか検知できませんでした。コウモリの声を検知できる距離は30mと説明されていましたが、実際には50mくらいでも検知できているようでした。
このバッドディテクターに興味がわいたのでAmazon等で値段を調べてみると結構お高い。お借りた玩具のトランシーバーみたいなバッドディテクターもイギリス製で5万円くらいするそうです。欲しいなー。
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