無線ブログ集
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泉ヶ岳定点運用2017 9/16 (2017/9/16 17:52:59)
今シーズン5回目となる泉ヶ岳定点運用。明日、明後日と台風の北上で荒れた天気となりそうということで、本日、登ってみました。地下鉄泉中央駅からバスで泉ヶ岳の登山口へ。バス乗車中から小雨が降り出してしまいました。晴れは期待できないにしても雨はないだろうと楽観していただけに、急に暗い気分に。それでも、いつものカモシカコースを直登し、山頂まで登ってみました。案の定、降雨まじりの濃いガスで何も見えず。今シーズンはなかなか天気に恵まれません。
雨の無線運用は難儀です。アンテナも機材もメモ紙も濡れ、自分自身も濡れます。ろくにログも取れません。気が進まないところはありつつも、せっかく山頂まで登ったので、少しでも・・・といつもの場所にアンテナを設営。
<本日の装備>
・リグ FTM10S(145MHz FM 10W)
・電源 NCR18650B 3本セット
・アンテナ 変形3エレ八木
設営してすぐ、アンテナは水滴まみれとなったものの、SWRは多少上がる程度で問題なし。水滴で急激に悪化することもあり、このあたりの関係性がいま一つわかりません。リグは傘で覆い、アンテナを南西に向け約2時間運用。山形、福島、宮城、秋田、新潟の16局に交信いただきました。特に遠方との交信はなく、固定局が多かったかな、との印象ですが、山同士の交信もありました。新庄神室連峰の槍ヶ先(山形県新庄市)、鳥海山月山森(山形県遊佐町)、秣岳(秋田県東成瀬村)各移動局。0エリアは新潟市東区固定局1局のみ。こちらには信号のブレもなく55で入感していましたが、相手局の方にはQSBがあり、急に落ち込む場面があったようです。雨による減衰の影響だったのかもしれません。そろそろ運用を終え、撤収に入ろうとした頃から雨もあがり、少し明るいガスに変わってきました。ホント、山はあまのじゃくです。
< リチウム電池NCR18650B >
FTM10S(145MHz・10W)でNCR18650Bバッテリー(3本セット)がどの程度持つのか、パワー計で確認しながら運用してみました。開始時の電圧12.4V。ほぼ満充電状態。約1時間の運用で11.4Vに低下。10W変わらず。11Vを切ったあたりから8Wほどに低下。運用終了時の電圧10.4V。パワー8Wを維持。といったところでした。約2時間のほぼ連続交信。あえて受信よりこちらの送信時間の方を長めにしました。1時間ほど10Wを維持し、その後、8~6Wで1~2時間の運用が可能なようです。今日はあえてハイパワーで運用しましたが、いつもはミドルパワー(3W)中心。自分の運用スタイルならこれで十分かな、との印象です。重さわずか150g。ずいぶん軽量になります。
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