無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
サイエンテックス JCBT-17A (2017/10/18 18:09:45)
全く予想していなかった新機種。まぁそれを言えばSR-01発売もそうでしたが
兎に角SR-02というハンディタイプの開発が中止された為、サイエンテックスは
01以外には作らないんだなと思っていました。そこにコレ、JCBT-17A。
税込み98,400円という価格、SR-01に比べて見た目がショボい割に正直言って
高いなぁ、と感じながらも注文。手元に来て操作部分を見るとやっぱり寂しい。
でも測定というボタンに各種機能を割り当てていてシグナルレポート、電池残量
更にはスケルチ設定、フィルター帯域切替、AGC時定数切替、受信周波数拡張等
色々出来てしまいます。後は電源&ボリュームダイアル、chセレクター。
反対側は電池BOXと銘板。CB機というより何かの測定器っぽいですよね。
なので三脚を使う運用が一番手っ取り早くて安定して設置できます。でも
そうなると運用毎に三脚が要るという事になるのが欠点といえば欠点かな。
それと外部電源端子が有りません。これに関しては既に電池BOXの改造で
外部電源端子を増設された局長さんも居られるので工夫で何とかなりそう。
どうにもならないのがイヤホン端子が無い事。ハンドマイクにある端子で
もしかして接続可能か?と思っていましたがNGでした。これは使用環境に
寄ってはSメーター以上に欲しい局長さんが居られると思います。
CW方式の設定や案内ですが全く不慣れな当局でも何とかなっています。
通常使用のS数値の案内、電圧案内、スケルチ有効/無効設定の聞取りは
比較的簡単かと。エクストラコマンドモードに入る為の入力も慣れたら
簡単です。当局は受信フィルタ帯域設定はSR-01運用時にも殆ど切替を
しないでMIDで使ってますから17Aでも変更なしで使用。AGC時定数は
SR-01で起こる混信時に弱い局が聞き難いケースを回避できるかも?と
思うのでファーストに設定変更。スケルチは常にオープンだから触らず
26000~28999kHzで設定可能な受信周波数は27005にしました。
シンプルな操作部分故に何だか味気ないリグですけど基本性能は高くて
送信、受信能力も高く設定変更で遊べる機能も有り中々面白いです。
多分SR-01よりも良く使うリグになるだろうな~と思っています。
execution time : 0.018 sec