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feed 自分的・山と無線(5)軽量化を考える (2017/10/22 20:33:12)



 山に登るのに軽身に越したことはありません。が、登山という趣味はこだわりの固まりなのです。何を持っていくかは、人それぞれです。持ちたい装備もあるし、楽しみもある。写真とか、山で美味いものを食べたいとか、あるいは酒盛りしたいとか・・・。そのための荷物は度外視。無線などはその最たるものと言えなくもありません。

 無線機材の軽量化は置いておくとして、いわばベースとなる部分をいかに軽量化するか。登山靴、ザック、雨具、防寒具、食料、飲料、カメラ、もろもろの小物類・・・。日帰り登山なので重いと言っても知れており、これまで意識的に取り組んだことはありませんでした。今シーズンは、FT-817を持ち歩いたこともあり、最近のウルトラライト登山用具を取り入れてみようかと考えた次第です。




 まずは登山靴。これまで革製の片足800gのものでしたが、これを500gの軽登山靴にしました。両足で600g軽くなったことになります。次にザック。リグを痛めないようにと衝撃材入りの30リットルザック、重さ1.2kg。これを容量25リットル350gのザックに替えました。アンテナは一部外付けとなるものの、リグ、バッテリー、三脚などの機材はなんとか納まります。850gの軽量化。この二つで約1.5kg軽くなりました。1.5kgと言えば、FT-817一式に相当する重さです。これまでとの比較で言えば、817を持っているのに、ザックに入っていないのと同じ、ということになります。実際のところはそう単純でもなく、体感的な重さはそれなりです。また、めいっぱい詰め込むため余裕がなく使いにくい。ただ、足の軽さは格別ですね。雪山でない限り、軽量登山靴で十分との感触です。

 続いて雨具。名称は雨具ですが、自分にとっては防風や防寒を兼ねており、雨天時のみ着用するというものではありません。朝露を防ぐのはもちろん、山頂に2〜3時間留まるため、寒さ対策としてほぼ毎回着用するといってもよいほどです。冬の里山歩きでも使います。使用頻度が高いので、おろそかにできない装備と言えます。今使っているのがモンベルのストームクルーザー上下で430g。一昔前を思えば十分軽量で、購入時はその軽さをしみじみ実感したものです。でも今はウルトラライト。同じモンベルのバーサライトは上下で約260g。170gも軽量な上、超コンパクト。ところが、モンベル仙台店で実物を確認したところ、生地が薄く、雨と風は防げても防寒にはなりそうにありません。ということで導入には踏み切れませんでした。

 食料、飲料は、以前も書いた通り、自分は年間を通してパンとテルモスのコーヒーです。無線運用中はなぜか空腹にならず、水分もあまり取りません。特に困ったことはなく、軽量化の余地なし。以前は必ず持ち歩いたガスバーナーやコッヘル類は無線を始めてからはいつも置いていきます。食料はこだわるとキリがありませんね。重いのは食べる前までなので、楽しみと思えば、我慢できるかもしれません。カメラも160gの軽いコンデジに替えました。小物も軽視できません。実際は使わないものが多いです。今期はとりあえずヘッドランプのみ軽くしました。単3電池1本タイプ70g程。
 

 無線機以上に登山用具の軽量化は進んでいるようです。でも、道具にばかり頼りすぎるのもよくありませんね。自然界にあるものも含め、使えるものは工夫して使わないと。一気にとはいきませんが、一つ、また一つと見直してみるつもりです。 軽身で山中を縦横に歩き回る、そして見晴らしの良いところでもあれば、人知れずアンテナを上げる・・・。いずれ自分の体力との相談ではあります。無線の方も、究極の軽量装備によるウルトラライト運用とはどんなだろう? などと考えているところです。







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