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feed コルボ指揮 フォーレ作曲 レクイエム(1972年録音盤)鑑賞 (2017/10/28 0:03:00)
モーツァルト、ヴェルディと並び3大レクイエムと呼ばれる
フォーレのレクイエムで、名盤のミシェル・コルボ指揮 1972年盤を鑑賞しています。

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・ 指揮: ミシェル・コルボ (1934~)
・ 演奏: ベルン交響楽団
・ 合唱: サン=ピエール=オ=リアン・ドゥ・ビュール聖歌隊
・ アラン・クレマン (ボーイ・ソプラノ)
・ フィリップ・フッテンロッハー (バリトン)
・ フィリップ・コルボ (パイプオルガン)
・ 1972年5月   スイス, ベルン   カジノ・ド・ベルンでのアナログステレオセッション録音
・ エラート・レーベル


以前紹介した、クリュイタンス指揮と双璧の演奏だと思っています。
クリュイタンスのは劇的、コルボは静的と呼べる程、お互い演奏解釈が異なりますが
この盤は心に染み渡る、まさに天上から音が降り注いで来る様な印象です。
ボーイ・ソプラノ起用、あくまでフォーレの書いた譜面を忠実に守る姿勢は
本当に心に響くものが有ります。コルボ自身、合唱指揮者出身の為器楽 - 声楽のバランス感は抜群です。


+ 追記
フォーレのレクイエムには、"怒りの日"等、劇的な構成がされておらず
よって、古典的な曲構成からは大きく外れているため
今でも好き嫌いが別れるレクイエムでしょう。しかし第6曲目"リベラ・メ"
ではしっかりとテキストが使われていますし、何よりも全曲聴いて頂ければ
フォーレが思いを馳せたこの曲の意味が解ってくると考えます。

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