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JCBT-17AでのRSレポート交換 (2017/10/31 23:02:27)
御存知のように、JCBT-17AにはSメーターがありません。
「測定」ボタンを押すとモールス信号音でSが送られてきます。
今日の記事は、これを体験してみた時の感想等についてです。
< Sメーター付きのリグ でCQを出した場合の交信の流れ>
(1)当局:「CQ,CQ11m、こちらはやまぐちLX16、受信します。」
(2)相手(○△□)局:「やまぐちLX16、こちらは○△□、どうぞ~」
(3)当局:「了解です。○△□、こちらから53、どうぞ~」
(4)相手(○△□)局「53QSL。こちらからは52を送ります。」
(5)当局:「52QSL。ありがとうございました。73~(88~)」
(6)相手(○△□)局:「ありがとうございました。73~」
通常、(2)を受信してるときにSメーターを読んで、(3)でレポートを送ります。
JCBT-17A
を使用し、同様の流れで行おうとすると、
(2)を受信しているときに「測定」ボタンを押し、送られてきたモールス信号音からSを知ることになります。
しかし、(2)を受信してるときには、相手局のコールサインを聞き取ることに神経を集中してるので、
モールス音を聞き取る余裕がありません。(モールスに不慣れな当局だけかもしれませんが・・・)
コンディションが上った時には、(2)の送信時にレポートを一緒に送ってくれる局もおられます。
そうなると、コールサイン・マイレポート・モールス音の3つを聞き取る必要があります。
同時に複数の情報を聞き取ることは難しいと感じました。
Eスポのコンディションが上った時には、複数の局から同時にコールいただくことも多々あります。
そんな時にはさらに難しくなりそうです。
そんなわけで、 JCBT-17A使用時は 「 メリット5 」で済ませることになるかもしれません。
(「測定」ボタンが押せて、Sがわかった時にはSを送らせていただきます)
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