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エアバンド受信機の製作 Vol.4 周波数カウンタ用バッファ追加 (2017/12/17 23:37:37)
元々の受信機の構成として、チューニングと局発の発振はバリキャップダイオードとFCZコイルを使った共振回路。なのでまー元気良くドリフト(周波数変化)してくれます(笑。もちろんそれは承知の上ですし、味として楽しんでいるのでドリフトすること自体に不満はないのですが、エアバンドは時々しか電波が出ないので受信しながらチューニングするのは至難の業。そこで周波数カウンターを付けることにしました。
以前Amazonで購入したカウンターの出番がやってきました。最近は秋月でも売られているようです。ひとまずオシロのプローブを繋いでTA7358の7pin(OSC
MONI)から拾ってみるとちゃんとカウントしてます。こりゃ楽チンでいいや~と改めて同軸で繋いで起動すると・・・あれ!?カウントしてない!やっぱ横着はダメですね(^^;
というわけでまたまたエッチング。バッファ基板を作ります。
今回、GNDパターンの広い面積部分はいつもと違う油性ペンを使ってみたのですが、仕上がったものをみたら思いっきり腐食されてました(>_<)
インクの種類によってマスキング性能に差があるようです。
上の「乾きまペン」はNG。下の「MONOTWIN」はOKでした。「マジックインキ」が最も優秀というネット情報を目にしましたので近々試してみます。
左:乾きまペンでGNDパターンをマスキングしたもの。黒っぽく見えるところは腐食されて銅が薄くなっています。
右:MONOTWINで全面マスキングしたもの。全く問題なし。
メイン基板と合体させた様子。2SK241や2SK192あたりを使うのはもったいないのでたくさんストックがある2N7000を使ってみました。このバッファから50Ωの同軸で取り出し周波数カウンタに接続すると無事にカウントしてくれました(^^)
ただ・・・この周波数カウンタはオフセットができない模様。表示しているのは局発の周波数なので実際の受信周波数ではないのが残念なところ(^^;
まぁいつも聴く周波数は決まっているので実用上問題はありません。
ここまでの様子。だいぶゴチャゴチャになってきました。そろそろケースに組み込みたいところですが・・・?
~つづく~
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