ホーム >> 無線ブログ集 >> 20171229 SR-01用増設バッテリーケース

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link ならAI46-合法CB特小 JG3NLO-アマチュア無線局 ならAI46-合法CB特小 JG3NLO-アマチュア無線局 (2019/12/16 10:35:27)

feed 20171229 SR-01用増設バッテリーケース (2017/12/29 20:09:47)
イメージ 1

今回はサイエンテックス SR-01用増設バッテリーケースを作ってみました。

ご存知のようにSR-01は大喰らいなため内蔵の6本の単三電池だとすぐになくなってしまいます。外部電源端子から単三型ニッケル水素充電池10本パックで12V給電で使用されている方も多く、私もそのスタイルでこの1年近く運用してきました。しかし運用や充電の度にニッケル水素パックを付け外しするのがちょっと面倒なのと頻繁な付け外しはSR-01本体の外部電源端子のEIAJ-4レセプタが痛んでしまいそうですので、常設型の増設バッテリーケースを作ってみました。

上の写真:右の赤いボタンはメインスイッチで左のスライドスイッチはバッテリーパックの切り替え用です。真ん中あたりの空きスペースには今後デジタル電圧計を付けてみようかと思っています。

イメージ 2

汎用性・入手のし易さ、経済性を考えて単三型ニッケル水素充電池を使用、単三型の電池ケース各種も安く手に入る、内蔵できる単三型ニッケル水素充電池は20本で長時間運用可能、SR-01に付けたまま充電、バッテリーケースを付けたままトラスコ中山製のツールケースに収納可能、J35式レインカバーを使用可能、ボルトオンでSR-01本体に脱着可能、以上の条件で作ってみました。

ケース本体は0.5mm厚のアルミ板を使用、試作段階で余分なビス穴が空いています。表面塗装はICB-770リペイントに使用した同色スプレーが余っていましたので塗ってみましたが意外と馴染んでいます。縁はSR-01の背面縁に使用した天然ゴムモールで保護。

イメージ 3

取り付けは内蔵バッテリーケースの上に被せますので内蔵バッテリーケースが使えなくなります。内蔵バッテリーケースの端子にミノ虫クリップで給電することも考えたのですが、ちょっと怖いので外部電源端子からの給電にしました。

SR-01本体へは純正脚とそのM3ビス穴で固定します。増設バッテリーケースの厚みが18mmあり脚の高さが足りませんので5mm厚の天然ゴムを噛ませて脚の高さを上げて、それに伴い純正M3ビスも長いものに交換しています。

イメージ 4

試作段階で余分なビス穴が空いています。

イメージ 5

配線は至ってシンプルです。単三型ニッケル水素充電池は10本パックを2パック、この2パックを並列に繋いで使用しようとも考えたのですが、正・副ということで手動で電池パックA・Bを切り替える方がバッテリー切れに対処できそうということで、シンプルにスライドスイッチによる手動切り替えにしました。充電はICBシリーズなどに使用されているCBerお馴染みのセンターマイナスのいにしへのDCプラグ(レセプタ)を採用し、それぞれのパックに付けました。充電用のDCプラグ(レセプタ)にプラグを挿すと回路が切り替わりSR-01用のEIAJ-4プラグへの給電が止まります。この充電用のDCプラグ(レセプタ)から外部に12Vを取り出すことも可能ですからDCR用電源やスマホ充電にも使用できます。

イメージ 6

増設バッテリーケース背面の充電用のDCプラグ(レセプタ)とSR-01用のEIAJ-4プラグ。

イメージ 7

充電にはニッケル水素充電池用の急速充電器(写真右)を使用します。IC-DPR1用に使用している13.2Vや市民ラジオ用の12Vパックも一気に充電できます。この充電器が使えることを前提に今回の常設型増設バッテリーケースを作りました。

※参考記事
20170303 無線用の充電池について



これまでの試作品

イメージ 8

イメージ 9

これまでに1mm厚アルミ板やアルミパチングメタルでも試作しました。強度的には1mm厚アルミ板を使用したいところなのですが、まともな道具もなく手作業だけでは1mm厚アルミ板をきっちりと折り曲げられませんでした。1ミリずれると電池ケースが2列入らなかったり脚の間のスペースに収まらない。

0.5mm厚のアルミパンチングメタルは折り曲げやすかったんですが、折り曲げるとその部分の強度が弱く割れてきました。元々このパンチングメタルは増設バッテリーケースに単三10本を入れて空いたスペースに外部スピーカーをつけた際に使用するために用意していたものでした。今後外部スピーカー付きモデルも試作するかも知れません。



イメージ 10

SR-01のスピーカー部に取り付けているアルミ製グリルと増設バッテリーケースを付けたままでもトラスコ中山のツールケースに収納できます。
※参考記事
20171003 SR-01用サウンドベントグリル試作5

イメージ 11

塗装前の増設バッテリーケース。アルミ製グリルと一緒に付けるなら同じようにアルミ地のままでもかっこいいんですがすり傷などが気になります。

イメージ 12

ケースに収めず簡易的に外部バッテリーをSR-01本体に止める方法としては写真のような方法でも良いとは思います。
※参考記事
20171218 SR-01用外部電池パックの小ネタ



しばらくこの増設バッテリーケースを試用して改良できるところは改良していきたいと思います。

execution time : 0.018 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
155 人のユーザが現在オンラインです。 (110 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 155

もっと...