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エアバンド受信機の製作 Vol.5 AGC、Sメータ回路 (2018/1/7 11:37:01)
プリアンプと周波数カウンタが付いて実用性が向上したエアバンド受信機ですが、あえて不満を挙げるとすればAGCの弱さ。LMF501のデータシートを見るとAGCレンジは30dBとなっています。数字を聞いてもいまいちピンときませんが、実際に受信してみると強い局と弱い局の差が大きい。もう少しAGCが強めに効いてくれるとレベルが揃って聞きやすくなりそうな感じです。
そこでAGCも追加してみることにします。 LM358で作ったなんちゃってSメーターの回路
をさらにもう1段増幅してプリアンプ部にフィードバックしようと思いましたが・・・どうにも上手くAGC電圧が出てくれない。あれこれ試行錯誤してみましたが思うようにいかないのでトランジスタで作り直すことにしました(LM358の回路は人様のパクリ^^;)
とりあえずバイアスいいかげんな1段増幅・整流。ファンクションジェネレータから500Hz、1Vp-pの信号を入力してみると-3.9VのDC電圧が出ました。これなら良さそうかなということで仮組みしてみましたが・・・う~ん、効きはイマイチ。Sメーターの振りも弱いです。もう1段増幅してやらないとダメっぽいですね。
プリアンプへのフィードバックの仕方は2SK241のゲートに100kΩを介してDC負電圧を掛ける方式にしてみましたが、もしかするとこれがダメなのかもしれません(プリアンプ単体でテストしておくべきでした^^;)。ネットで製作例を検索してみると下図のような方式が多いようです。この方式を試してみた方が良いかもしれません。
~つづく~
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