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feed 鳥取砂丘の浸食 (2018/1/20 20:30:00)
2018年1月20日(土)
気になる記事を見つけたので、備忘録として記録しておきます。

ただ、私はずいぶん前から知っていました。
実家のある境港市を形成する弓ヶ浜半島の美保湾側にある砂浜も同様。
1970~1980年代ごろから徐々に海までの距離が短くなりました。
鳥取の千代川の状況と同じく、日野川の上流開発に加えて、美保湾の埋め立てで砂が流れ込まなくなったと予想します。
開発と自然環境保全。バランスを保つための手立てはあるのでしょうか?...


イメージ 1

※以下、ニュースより
 鳥取県が、国立公園・鳥取砂丘(鳥取市)を保つ闘いを延々と続けている。長い年月をかけて砂を積み上げてきた沿岸の海流が戦後の港湾整備などで変わり、浸食に転じたためだ。10年以上にわたる対策は、年に1億円超をかけ、流れた砂を船などに積んで戻す「サンドリサイクル」。いたちごっこに終止符を打つアイデアはないものか--。

 鳥取砂丘は、中国山地の花こう岩が風化し、千代(せんだい)川で日本海に運ばれた砂で形成された。砂は沿岸の「海浜流(かいひんりゅう)」で東側の浜に打ち上げられ、東西16キロ、南北2.4キロの広大な砂丘になった。

 戦後の大型開発で海岸線の姿は様変わりした。1974~83年に千代川の河口を東に付け替え、その後、元の河口部分に鳥取港を造る工事が行われた。河口には導流堤、港の沖には延長計2.2キロの防波堤が建設された。その結果、砂丘近くの海浜流が変化してしまった。鳥取大大学院の松原雄平特任教授(海岸工学)は「鳥取港の防波堤にぶつかった海水が砂丘周辺の海岸をえぐり、千代川河口などに砂を運ぶようになった」と説明する。

 鳥取砂丘は、山陰海岸の一部として2010年に「世界ジオパーク」にも認定された貴重な自然遺産。年間約130万人が訪れる一級の観光地でもある。

 懸念を抱いた県は02年に沿岸の保全基本計画をまとめ、対策に乗り出した。03年に撮影した航空写真を終戦直後の47年の写真と比較したところ、海岸線の後退が約50メートルに達している場所があることが判明した。

 一帯は国立公園のため、浸食を防ぐ「人工リーフ」などの新設は自然公園法に抵触する恐れがある。そこで県が採用した苦肉の策が「サンドリサイクル」だった。05年度から毎年6~7月に実施。砂丘の東西に堆積(たいせき)した砂約5万立方メートルを船とトラックを使って運び、浸食された場所に埋め戻している。年間費用は約1億2000万円。

 だが、現状を維持するには半永久的に砂を運び続ける必要がある。県河川課は「県のシンボルである砂丘を守っていくには、当面はサンドリサイクルを続けるしかない。浸食状況の観測を続けながら、より効果的な方法を見つけたい」と頭を悩ませている。

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