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feed 20180201 90年代後半頃のシャック (2018/2/1 15:06:02)
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90年代後半頃、約20年程前のシャック写真です。80年代後半から90年代半ばまではアマチュア無線のパケット通信を中心に活発に運用していましたが、90年代後半になりインターネットの普及とともにアマチュア無線のパケット通信も下火となり私自身もアマチュア無線のアクティビティが下がっていた時期でシャック写真もほとんどない頃です。この写真も初めて買ったキヤノンPowerShot350という35万画素のデジカメの試し撮りで撮ったように思います。初期のデジカメは画像粗くてボケボケですね。

当時は大阪富田林のマンション暮らしだったため430MHz5エレと 144/430/1200MHz用に 第一電波のX-4000(現在廃番)という短いGPを ベランダに立ててあっただけで、 ベランダからは5D-FBと10D-FBを引き込んでいました。マンションからはパケット通信の転送系RBBS局 と430/1200MHzのレピータと繋ぐ程度でした。 写真のリグはハンディ機は主に業務受信していたFT-204、パケット通信に使用していたIC-2320とIC-1201でその下がタスコTNC-241というパケット通信にも使用していたマルチモードTNCです。このTNCは多機能でCW解読、RTTYやFAXも受信できる優れものでした。 HFのアンテナが無かったので主にラジオとなっていた IC-729(表示がNHK大阪第一の666kHzになっています)。これらのリグのほとんどは奈良に住んでいた 頃に 奈良県生駒郡斑鳩町の国道25号線沿いにあった「 奈良エコー無線 」さんで購入した物で多くは今 も奈良市内の常置場所にあります。90年代半ばに 富田林に引っ越してからは河内長野市の「長野ラジオシャック」さんにもたまにお世話になっていました。写真に写っているリグは 富田林に引っ越す際に持って行ったリグでもっと古いリグは実家に置いたままでした。

この当時はパジェロ・ショートに乗っていましたがモービルにはIC-339やIC-W21T、FT-104を載せてありました。 IC-W21Tは受信改造してあり広帯域受信機として業務波を常時スキャンしていましたが液晶が大きいので表示も見やすく 広帯域受信機としても 中々優れものでした。モービルではそんなにアマチュア無線で交信した記憶はありませんが、たまに昔馴染みのローカル局と 1200MHz単信か 1200MHzレピータ経由で交信していました。90年代のV/UHFのFMはクラブによるチャンネル占有が 多くて 1200MHzに避難していました。

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写真右のミニタワーPCはApple Power Mac G3 MT233、ラップトップは Apple Power Book 240/180です。携帯電話に見える物はPHSで Power Book 240に専用カードを挿して32kbpsでモバイル接続できました。当時インターネットと言えばモデムでアナログ電話回線から23時からのテレホーダイというのが一般的でした。写真のリグの一番上に乗っている赤いLEDが光る小さな箱が28.8kbpsのモデム。光ファイバーで常時接続が当たり前の昨今からは隔世の感であります。

ちなみにはじめてパソコン通信したころのモデムは2400bpsでアマチュア無線のパケット通信での通信速度は1200ボーが一般的でした(中には9600というのもありましたが)。しかも同一周波数でピギャピギャやり取りするのでさらに遅い。モニターに文字が出てくるのを目で追えました。

私はAPRSってやったこと無いんですが、 今もAPRSでのデータ転送は当時のパケット通信と同じAX.25通信プロトコルで 1200ボーのようですね。144.66MHzで流れているパケットを古いTNCで普通に解読できました。

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