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feed ソニー ICF-EX5MK2 レポート (2018/2/14 22:02:29)
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遂に我が家に登場!(と言っても、使うのは私だけだが・・・)
FM、AM,ラジオNIKKEI1/2が受信出来る、ソニーのラジオ「ICF-EX5MK2」だ!
このラジオ、前身のICF-EX5の登場が昭和60年10月で、途中、内部使用部品の変更を敢行。平成21年2月に局名表記変更、FMにあったTVCh表記の削減をしたICF-EX5MK2が登場する。

ほぼ外観上の変更は最小限で、実に先代発売から30年以上も継続して販売されているラジオだ。今どきこんな長期間に渡って生産・販売されているラジオは珍しい。しかも製造は秋田県にある十和田オーディオ製で、巷で販売されているmade in china製と違い純国産のラジオである。



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これは地元のローカル局、HBC北海道放送 函館放送局(900KHz)を受信しているところで、チューニングが合うとインジケーターが赤く光る。出来ればアナログのSメーターが欲しかったところ。

このラジオと特徴としてAM受信に特化しているということ。直接周波数が読み取れるデジタル選局のラジオには敵わないが、主要放送局名が記されている辺りにチューニングを合わせると目的の放送局が受信出来る。BCLマニアであればお分かりと思うが、このラジオの性能が存分に発揮されるのはやはり電波の伝わり方が昼間と違う夜間であろう。

AM受信に威力を発揮する長さが18センチ(!)もあるバーアンテナが内蔵されており、試しに15時ころにAMを受信してみたがフェージングはあるもののニッポン放送(1,242KHz)も難なく受信出来た。これは受信していて面白い。

現代のラジオはデジタル選局機も簡単に入手出来るが、スピーカーに耳を近づけてダイアルをゆっくり回して目的の放送局を受信する楽しみがこのラジオにはあるのだ。
ラジオのチューニングダイアルには定規の目盛りを表した様な、「スケール」というものが表記されているものがある。かつて中学生時代に国内BCLに没頭した時は目的の放送局が受信出来た時に、チューニングダイアル針がスケールのどの位置にあるかをノートにメモしておいて毎回の受信の度に活用していたもので東北放送、ニッポン放送等、日本全国の主要放送局よく聴いていたのが懐かしい。

初めての局を受信した時にその局が目的の局なのか?と、当然分からない事も多い。
10~20分も聴いていると番組の途中(CMの時)や、番組と番組の間に放送局名をアナウンスする場面がある。「サウンドロゴ」というもので、ただ局名を読み上げるものや曲がついてアナウンスするもの等、放送局によって様々である。
このサウンドロゴが目的の局と合っていると受信出来た歓びに満ちるのである(^_^;)


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AM受信に威力を発揮する同期検波回路の切り替えスイッチだ。通常はノーマルにしておき、遠距離受信時には隣接局の混信等を軽減する。
気のせいかこのスイッチを入れてダイアルをゆっくり回していくと、普通であれば受信した局から次に受信する局に周波数が移行する過程で、ある程度信号を引きずってF/Oして聴こえるのが受信がスパッと切れて次の局が聴こえる様な気がしました。これがそうなら目的の局を選局する場合はとても強力な武器になります(^^)v


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AM感度切り替えスイッチで通常はHIGHにする。電波がとても強い局を受信する時や、遠方の局が聴こえすぎて近場の局が聴こえ難い場合にLOWにする。



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外部アンテナ端子が装備されている。普通ならAM受信に対してこの様な装備がされているラジオは無い。ラジオの向きを変えて受信状態を最良にするのが精一杯ってところ。


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ラジオに使用する電池が単2電池4本と中途半端な仕様(?)なので、同時に合わせて買ったのがこの純正アダプターで、ローカル局を聴くだけならこれで問題は無いハズ。しかし遠距離受信に対してはアダプター内部からの雑音を拾うらしくて、受信環境によっては乾電池使用の方が良いかもしれない。

このアダプターが前回「曲者(くせもの)」と言ったもので、何が曲者かと言うと・・・、


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このプラグの絵を見たら分かるかな? 
そう!プラグのセンターとアウトの極性が、JEITA規格極性統一型プラグと極性が逆なのだ! 通常はセンタープラスとなるのがなぜこの様な規格にしてしまったのか?
純正アダプターしか使えないようにとしたものとしか思えないんだけどさ。

先代から30年以上も生産されているラジオで、いつ生産終了になり入手出来なくなるかな?と思い購入したラジオ。
確実に次期型が発売されると分かれば少なくとも①アナログSメーターの装備、②ダイアル照明の装備があれば次期型を待ったと思う。
これが生産終了になり次期型が登場するとかしないとかの噂が絶えないので買える時に買っちゃえと思ったのさ。もっとも次期型なんて無くてこの型で終了かもしれないし・・・。

単に地元局のラジオを聴くだけの目的なら、1万円以上の価格といい本体の大きさといい完全にオーバースペックなラジオである。しかしアナログ選局の国内BCL目的で普段は聴けない遠距離局を聴くのなら、こんなに都合の良いラジオは他には無いと断言出来るラジオであり是非入手をお勧めする!(^O^)

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