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DJデミオ リコール(届け出番号4172) (2018/2/18 19:35:02)
■何回目だっけ?のリコール。
今年2/1に発表になったDJデミオのリコール。
今回は、予見性リコールと、ちょっと変わったリコールです。
しかも、去年9月届け出のリコールの上書きリコールです。
ディーゼルらしいカーボン過多による不具合で、最悪、加速時にEX側のバルブにカーボンが噛み込み、コンプレッション抜けで加速不良やエンジン停止に至る様です。
■やりたくないリコール処置(一部)
実際にコンプレッション抜けが起きた顧客に対しては、バルブスプリングをバネレートの高いものへ交換するのですが、レスポンスや燃費、NV(雑音・振動)に対しては不利になるので変えたくは無い所です。
その為、うちの場合は、
”油水温が上がりきらない短距離は乗らない”
”月に一回は高速道路に乗り、排気温度を監視しながら一定負荷をかける”
様にしているので、気になる事は発生していません。
そんな調子なので4月車検まで引っ張っても良かったのですが、オイルが4月までもたなそうなので、オイル交換のついでにやってもらうことにしました。
作業内容は、リプログラミングとDPF強制再生(INJ含む)でした。
今回も燃調を中心に変更されていますが、対象のENGのINJは現行と異なる為、INJについては今後全対象台数交換になるかも知れません。
■”人参付き”リコール
マツダらしいな、と思うのは、商品性向上付きのリコール。
アクセル操作速度に対するエンジン応答性を改善、さらにディーゼルノックを低減するとあります。
新しいENGに近づけようと言う”人参”がぶら下げられたリコールです。
さて、気になるリコール作業後は・・・。
私は乗っていないので分かりません。スミマセン。
チャンスがあれば制御データをロギングしてみますが、ディーラーから運転してきた嫁さん曰く
「ガラガラ音も特に変わらない、と言うかオイル交換した効果か区別がつかん!」と。
「ただ、交差点など停止~低速のフィーリングは良くなった」
と言っていました。
個人的には面白くてしょうがないこの車。
まだまだ先は続きそうです。
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