無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
高瀬峠から小斎峠 (2018/1/7 16:46:25)
今シーズン、亘理丘陵を踏破すべく深山から南を中心に歩いています。今日は一部未踏となっていた高瀬峠から小斎峠までを歩いてみました。高瀬峠付近は相変わらず荒れ放題、もはや林道とも言えない状態ではあるものの、前回登った際にはなかった「影倉山登山口」の標識が立ち、刈り払いした様子もうかがえました。峠から影倉山(大森山)まで約30分、以前、山火事のあったあたりは幼木が植林され、尾根道から西に蔵王、東に太平洋が見渡せます。たどり着いた影倉山山頂付近も同様で、目の前に雪雲をかぶった蔵王が見えていました。長い尾根を持つ亘理丘陵で、眺望がきくのは深山とこの山のみ。ただ、この山頂には無粋な鉄骨と照明装置が取り付けられ雰囲気を台無しにしています。眺めも良く落ち着ける場所なのに、残念です。
高瀬峠 登山口
植林地より
影倉山(大森山)山頂
山頂からの蔵王連峰
ここから新城山、そして小斎峠までは未踏の領域。南に下っていくとすぐに林道に出るゲートがあり、その左手に赤布が付けられていました。登山道? 赤布と踏み跡が続いて、これで間違いないと思っていたら、15分ほど進んだところで道を失ってしまいました。どうも植林用の作業道だったようです。ゲートまで引き返し、今度は林道を南に辿っていくと地元の登山者と出くわし、道を教えていただいて難なきを得ました。この林道で正解だったようです。しばらく進むと、新城山への入り口を示す赤布がありました。ここから藪っぽい道を登ること約20分、今日の目的地である新城山に到着。角田市側では三角森と呼ばれているようです。標高291.4m。雑木に囲まれて眺望は良くありません。わずかに樹間から太平洋が見えていました。
大森山下のゲート
新城山に続く林道
藪っぽい登山道
新城山山頂
時折西からの冷たい風があたりますが、ここで無線運用してみました。変形3エレとID51(145MHz)5W。意外にも仙台、福島方面ともに蔵王反射で強く入感。10局に交信いただきQRT。久しぶりにデジタル(DVモード)でもCQを出してみましたが、応答はありませんでした。DCRで1局交信。
新城山から小斎峠間も所々に倒木があり、藪っぽい細道が続いていました。左手に砕石場を見ながら30分ほどで峠着。わかりにくいルートです。毎度のことながら今日も迷ってしまったものの、なんとかこれで北の深山から南の福田峠までつながりました。残るは五社壇一山のみとなりました。
execution time : 0.016 sec