無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
BCL用 受信プリアンプ製作(長波~VHF) (2018/4/22 21:29:49)
前回の更新から随分と間が空きました・・・。
その理由は・・・、
*3月に入院・手術し、すぐに退院できると思っていたら術後が悪く、結局2週間の入院となり、
*体調が悪いまま退院したら、この季節の花粉症に完全にやられてしまってボロボロになり、
*4月の激しい寒暖差に体調が戻らずに、あっという間に4月も下旬を迎え・・・。←今、ここ。
ということなんです。
*3月に入院・手術し、すぐに退院できると思っていたら術後が悪く、結局2週間の入院となり、
*体調が悪いまま退院したら、この季節の花粉症に完全にやられてしまってボロボロになり、
*4月の激しい寒暖差に体調が戻らずに、あっという間に4月も下旬を迎え・・・。←今、ここ。
ということなんです。
やっと花粉も一段落してきた感じで、少しずつ体調も上向きかなぁ~、の状態です。
これから体力をつけるためにもウォーキング、ジョギング、筋トレなどを始めないと、ね・・・。
これから体力をつけるためにもウォーキング、ジョギング、筋トレなどを始めないと、ね・・・。
そんな中でも、アマチュア無線、フリーライセンス無線、BCLなどの改善をいろいろと考えて、
いろいろなことを仕込んでおります。
(*フリラ関係は、デジ簡無線機を1台追加したこと、包括免許申請をしたこと、
*BCLは遊びのループアンテナを試していること、SDR関係の受診環境を見直していること、
*アマチュア無線では、FT8の練習や50メガ移動用アンテナの構想、7メガ移動用LWの構想
などなど・・・。)
いろいろなことを仕込んでおります。
(*フリラ関係は、デジ簡無線機を1台追加したこと、包括免許申請をしたこと、
*BCLは遊びのループアンテナを試していること、SDR関係の受診環境を見直していること、
*アマチュア無線では、FT8の練習や50メガ移動用アンテナの構想、7メガ移動用LWの構想
などなど・・・。)
そのうちのBCL関連の一つとして、中波~短波用シールドループアンテナのための受信アンプ
(邪道ですが)を作成しました。
(邪道ですが)を作成しました。
最初は、シンプルにFET(2SK439)1石のプリアンプ(BCL関係の資料を基に)を製作しましたが、
電源電圧を変えたのに回路定数を変えなかったためか、いまいちの動作になってしまい、
そのまま放置していました。(設計が悪いのではなく、私の知識が足りていないためです。)
電源電圧を変えたのに回路定数を変えなかったためか、いまいちの動作になってしまい、
そのまま放置していました。(設計が悪いのではなく、私の知識が足りていないためです。)
そんな時、シンプルで小型にまとめられた広帯域アンプを発見し、物は試しと購入してみました。
(Amaゾンで販売されているもの。)
↑ HiLetgo RF広帯域アンプ というもの。1kちょっとです。
初期不良もあるので、1個だけ買うと撃沈するかも。
(Amaゾンで販売されているもの。)
↑ HiLetgo RF広帯域アンプ というもの。1kちょっとです。
初期不良もあるので、1個だけ買うと撃沈するかも。
このアンプは、Gain(利得)が30dBちょっとあるようなので、BCL用にはオーバースペックです。
したがって、プリアンプとするには 10dB以上のATT(アッテネータ)を入れたほうがいいと思います。
したがって、プリアンプとするには 10dB以上のATT(アッテネータ)を入れたほうがいいと思います。
私の場合、欲張って回路設計し、固定の10dB ATTプラスON/OFFできる追加の10dB ATTを入れ、
アンプ全体もアンプON/スルー切り替えをつけて・・・、としてまとめましたが、
どうも信号の周り込みなのか、結合なのか、でATTが上手く効かなかったり、不要なノイズが入ったり、
動作が怪しかったりしたので、最終的にシンプルな構成に戻しました。
アンプ全体もアンプON/スルー切り替えをつけて・・・、としてまとめましたが、
どうも信号の周り込みなのか、結合なのか、でATTが上手く効かなかったり、不要なノイズが入ったり、
動作が怪しかったりしたので、最終的にシンプルな構成に戻しました。
【構成】
ANT-Pre AMP-10dB ATT-RX
|__________|
スルー
ANT-Pre AMP-10dB ATT-RX
|__________|
スルー
もちろん、電源をONにするとアンプが動き、OFFにするとアンプがスルーされます。
(電源は安定化電源から12V程度を入れ、アンプの直前にいれた9Vの三端子レギュレータで9Vを供給)
(電源は安定化電源から12V程度を入れ、アンプの直前にいれた9Vの三端子レギュレータで9Vを供給)
しかし、この動きを一つのSW(3回路2接点)でやったので、これまた動作が怪しくなり・・・。
あとで、電源系と信号系を分けようと思います。
あとで、電源系と信号系を分けようと思います。
↑ こんな感じの中身。
*広帯域アンプのSMAコネクタを取り去ってしまい、同軸を直接半助けしています。
*ある方のサイトを参照し、アンプ基板上に発振防止用パスコンを2つ入れています。
*アンプ基板の出力側からATT用外付け基板を銅テープで直付けして高周波的にGND IMPを
安定化しています。(大したことしていません。)
出来上がったものを TRIO JR-60 真空管受信機 につないで受信させました。
アンテナは前述した中波~短波用シールドループです。
アンテナは前述した中波~短波用シールドループです。
シールドループゆえに受信自体は非常に低雑音で静かに受信できます。
ただどうしても受信信号レベルが低いので持ち上げたかったわけです。
↑ 左上が今回のアンプ。その右は前回製作した周波数カウンタ(電源を安定化電源から取るように
変更済)、下がJR-60です。
ただどうしても受信信号レベルが低いので持ち上げたかったわけです。
↑ 左上が今回のアンプ。その右は前回製作した周波数カウンタ(電源を安定化電源から取るように
変更済)、下がJR-60です。
アンプの感想は、GOODだなぁ、でした。
ゲインとしては、20dB程度なのですが、短波帯はちょうどいいかなぁ、くらいで、
中波帯は、少々オーバーゲインだな、というところです。
ゲインとしては、20dB程度なのですが、短波帯はちょうどいいかなぁ、くらいで、
中波帯は、少々オーバーゲインだな、というところです。
この辺については、受信機側のRF GAINコントロールやATTなどで絞ればいいので問題なしです。
アンプの帯域は、スペック上、長波~SHFなのですが、長波帯とV/UHFは未チェックです。
何かの機会に調べてみようかと思います。
何かの機会に調べてみようかと思います。
ちょっと問題点として残っていることは、
*切り替えSWが不調なためか、切り替えがよろしくないこと、と
*その影響か、周波数カウンタの表示がアンプ使用時にずれること、です。
(カウンタとアンプの電源が一緒であるため、発振回路に影響が出ているみたい)
*切り替えSWが不調なためか、切り替えがよろしくないこと、と
*その影響か、周波数カウンタの表示がアンプ使用時にずれること、です。
(カウンタとアンプの電源が一緒であるため、発振回路に影響が出ているみたい)
まずまずの結果だったので、これで遊んでみようと思います。
execution time : 0.029 sec