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feed ナテックの2エレ八木 (2018/4/30 17:44:27)


 今年2月に運用開始されたD-STAR仙台青葉430レピーター。宮城県内のほとんどをカバーしてくれるようで、山掛けあるいはゲート越えで連絡を取り合い、DCRや145MHzでのシンプレックス交信に移行する、というような場面が多くなっています。なので、430と145のデュアルで使えるアンテナが必要で、軽量、簡便、そこそこの性能のものはないかと考えをめぐらせています。山岳定番のRH770やAWXアンテナもその一つ。
 
 ふと、10年ほど前に購入し物置に眠っていたナテックの144MHz2エレ八木のことを思い出し、しばらくぶりに使ってみることにしました。「狩猟用八木アンテナ」として販売されているもので、エレメント材質がロッドアンテナタイプと形状記憶合金タイプがあります。自分が購入したのはロッドアンテナタイプです(型番NY144X)。ロッドをすべて伸ばすと145MHz帯にマッチします。いたずらしてロッドを最も短くした状態でSWRを計ってみたら430でも1.5に納まってくれました。この場合、放射器のエレメント寸法29.5cm(給電部含む)。ちょっと短いので少し伸ばしてみたものの、かえって悪化してしまいます。ロッド最短状態がベスト。SWRベタ落ちとはなりませんが、送信できないこともないのでは?


430MHz

145MHz


 本日、移動地はいつもの大年寺山(仙台市太白区)。ここは3本のテレビ塔があり、特に430帯の抑圧がひどく、ノイズのみでS5~7振ってしまいます。ロッドを短くして430をワッチしたところ、方角によってはさほどノイズを拾わないことがわかりました。D-STAR仙台青葉430レピーター山掛けでお呼びしたところ、昨日に続きJP7IEL局さん(大崎市固定)より応答いただきました。レピーターアクセスは問題なし。続いてシンプレックスで各種実験。はじめに430FM(5W)。入感ポイントを探りなんとかノイズの中に変調を確認。DVモードに移行したところ、多少ふわふわ感を伴いながらも復調してくれました。51-51。430FMではより遠方の局とも交信できましたので、この状態で送受信とも可能ではあるようです。続いてロッドを伸ばし、145MHzにQSY。FM、DVとも信号がぐんと上がり1Wでも53-53。C4FMもDVとほとんど変わりありませんでした。試しにRH770でお呼びしたところケロケロで復調せずとのレポート、2エレに戻し安定復調という場面もありました。



収納状態


 AWXアンテナのようにそのままでデュアルバンドとはいかず、エレメントを伸ばしたり縮めたりという手間はありますが、1本で両バンド使えるとの手ごたえはありました。重さ240gと軽量。145MHzについては性能的にも悪くありません。時々使ってみたいと思います。
 






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