無線ブログ集
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2018年第五回関西OAM 結果報告 (2018/5/13 13:40:59)
5月12日、関西OAMを開催致しました。事前の情報では気温11度風速5mで
晴れとの事、無線運用には支障は無いハズだ。午後9時過ぎに一軒茶屋Pに
到着。とりあえず先に登っちゃえ~と山頂へ。
で、山頂に着いてみたらこれがもう想定外の強風。絶対に風速5mでは無い!
めちゃ苦労して臨時特小RPTを設置してからCB機を準備。こんな強風とは
思って無かったのでJCBT-17Aが本日のメイン機である。縦長で風をモロに
受ける構造、三脚を使うとしても転倒は必至(笑)設置中にログが強風で
飛んで行って危うくロストしそうに。
置いて浮き上がりを防ぎながら運用開始。一番目「ヒョウゴTF246局」から
最終「カガワWT35局」まで52局と繋がりました。
山頂にはデジタル簡易無線運用担当の「ならAI46局」も到着。CB以上に
強風の影響を受けて大型三脚で設置したアンテナが何度も転倒。
担当される方が無くて放置状態。まぁ各局さんで自由に使ってもらえたら
OAMとしては良いのでは?と思ってます。
あまり表立った活動をする方では無く裏で色々と障害を排除されてきた方。
今夜の為に「こうべAA140局/関西OAM総帥」が設置された別の特小RPTの
確認と運用に見えられましたが、AI46局よりALINCO式デジタル簡易無線
それとデジタル特小の運用を依頼されて遂行。
また「トヨナカAA244局」も山頂へ見えられて1stアイボール。復活されて
近いうちにCB機も入手される計画が有るとか。関西OAMの運用を見学して
頂きました。
さてJCBT-17Aを使っての関西OAM運用、昨年暮れに使用した時は気温が
低すぎてeneloopが次々ダウン。6本×3セットで使用時間が15分(笑)
今回は風はともかく気温は11度、同じ3セットでの運用でOAMでのOPを
乗り切れるか?まぁダメならICB-707が有るし・・・。
結論から言うと今回は途中で交換する事なく最初の6本セットだけで概ね
2時間にわたるOAM運用が出来ました。低温時のeneloop不活性化に対し
何か対策すれば冬場のOAMでも使えるな~と。もしかしたらSR-01より
電池食いが改善されているかもしれませんね。
運用時間に関しては上記の通りですが気になったのが極弱い入感局の処理。
音声信号だけ増幅しようとするのか不明ながら不自然な聞こえ方に。今回
何時もの空電ノイズが出ていた為に弱い入感局を聞き取るのが大変でしたが
聞こえ方そのものに癖が有って(SR-01も同じ傾向)苦労しました。
これがAGCの介入でそうなってしまうのか不明なんですが帰宅して取説を
見たらボタン長押しでAGCオフにして生信号で聞けると有るので機会が
有れば試してみたいと思います。
それと送信に関してはマイクカバーに穴を開けているけど変調が篭るとの
レポートが有りました。これは仕方ないですねぇ。またSR-01に比べたら
やっぱり飛びは弱い様子。ただ01は異様に飛ぶだけで17Aの性能が悪い
訳ではありません。良く出来たCB無線機だと思っています。
5月のOAM、想定外の強風で難儀しましたが今回も多数の局長さんより
御参加を頂きました。各局様、大変ありがとうございました!次回も
宜しくお願い致します。
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