無線ブログ集
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1960kmの彼方 (2018/5/22 20:56:52)
毎年「今回で最後」と言われていますが、今年も南の島DXペディションウィークがやってきました。トラブルにより予定より1日遅れでスタート。偶然にもその日は釣りに行こうと有休をとってあった日でした。これはDX交信せよとの電離層の女神からのメッセージか!?
早朝、砂浜で釣りをしていると海に向かって小さなカメが歩いている。お~、ふ化したアカウミガメか!・・・と思ったら、なんと ミシシッピ アカミミ ガメ
(通称ミドリガメ)!なぜ淡水のカメがこんなところに!?その先は海水。そこはおまえが生きられる場所じゃないぞ!必死に水に向かって歩いている姿を見ていたたまれなくなり、釣りは終わりにして近くの池へ連れて行ってやりました。
夕刻。一番槍を狙うべく南東方面に開けた浜名湖畔にてスタンバイ。手元にきて以来、勿体なくてまだ火を入れていなかった CB ONE Jr. MkⅡ の初陣である 。
処女交信はJD1で
飾りたい!しかしその思いもむなしく、AD88局を呼ぶしずおかDW33局の声だけが入感。DW33局は浜名湖の北岸で運用されているようだ。リグを持ってあちこち動き回るがAD88局の声は全く聞こえない。代わりに宮崎局のみ強く入感。反対に、このときDW33局の運用場所では宮崎局は全く聞こえなかったとのこと。直線距離にすれば10km程度なのに、入感状況は全く異なっていました。カメの恩返しはないのか!?この日は釣りも坊主だしロト6もハズレ。自分から期待するような 欲深い人間には恩返しもこない ようです(爆。
2日目は過去に交信実績のある浜名湖畔のポイントに。新たなポイントを開拓する楽しみも捨てがたいけど、今回はMkⅡの初交信といういつも以上に重要なミッションがあるので手堅く攻めようという思惑。ところが・・・本土では超近距離Esが発生!東西各局入り乱れ、なんと 京都市移動局がS6
くらい振ってガンガン聞こえている!なんつーコンディションだ。こんな近くが聞こえたことはほとんどありません。稀に見る爆発コンディションに呼びたい気持ちをぐっとこらえつつ太平洋の彼方からの信号を待つが無情のタイムアウト。
5日目。そろそろ終了の日が近づき焦りが生まれてくる。この日もイブニングタイムに別な実績ポイントに移動するが、本土の局がチラホラ聞こえる程度で南の島は聞こえず。
そして今日、6日目。これまで連日のように交信されているしずおかDW33局の運用ポイントや、
1エリアの武闘派 と噂される某局さんのツイートから、どうやら 今年は高所の方が強い
傾向にありそうだと判断。定時ダッシュで山に向かう。初めてのポイントなのでノイズの状況はどうか、駐車スペースがあるか、南東に開けているか、など全く分からない。
いちかばちかでしたが、運用に良さそうな場所を見つけてロッドアンテナを伸ばすと・・・きたーーー!AD88局だ!しかも強い!ピークでS4~5くらい振ってます。どうやら2エリア祭りになっているようで、四日市各局や静岡東部各局が呼ばれているのが聞こえます。何度か呼び負けた後、ついにコールバックが!
明日は雨予報なので実質今日がラストチャンス。滑り込みで間に合って本当に良かった。後から知りましたが、AD88局もMkⅡをお使いだったそうで、 2WAY MkⅡ というこれ以上ない初交信になりました(^^)
AD88局、今年も夢をありがとうございました!
<ログ>
市民ラジオ CB ONE Jr. MkⅡ
1721 とうきょうAD88局/JD1 53/52 2018DX#010
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