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ソーラー運用実用性実験中 (2018/6/25 16:06:00)
6月25日現在、札幌南ZoomZoomRPTはまだ停波中です。
私と先方の時間調整が中々合わなくて、作業が出来ない状態であります。
復旧までもう少々お待ち頂きますようお願い致します。
さて、どうしても時間が合わないので出来る実験は手の届く所で一応やっておこうという事で、太陽光発電によるレピーター運用がどんだけ有効か一応試しておこうという実験。
実験場所は、私のCMベースのビルの屋上。
天候は別として、物理的に直射日光を遮る事が無い箇所となります。
ここに、アタックさんのブログ等でも紹介される、 SM170-12V-2WAY を2枚、同じく チャージコントローラ―(CMP-03)
、単3エネループ5本×2セット、無線機はDJ-R100Dを仮設致しました。
酷い設置っぷりですが、エリアを確認したり、飛ばしたろ!って事が目的じゃないので、そこは流してください(笑)
また、ちゃんと飛ばす気ならちゃんとマストのトップに設置しますが、電源の確認だけですからそこも気になさらぬ様。
むしろ写真で敢えて見ると、単管こそ変えなきゃダメですねぇ、いい加減。
屋上の防水工事も計画に上がっていたような気がするけど、何年やってないんだろ?って感じですし、、、そっちの方が気になって仕方ないです(苦笑)
それはそれとして、無線機を収容している箱は未来工業のWB-1Jという小型のウォルボックスです。
こんな小型のを使っている方はほとんどいないと思うのですが、現南RPTも同型のウォルボックスを用いております。無線機以外内容物はスタイロフォームで、内側にウレタンを吹き付けております。
また冬季寒冷地試験(笑)では、自宅のベランダに取り付けていた物をそのまま転用致しました。
中身を撮影しておりませんが、内側にウレタン吹き付け、無線機・エネループ・チャージコントローラを収容し、隙間にだけスタイロフォームを詰め込んだものになります。
仮説ですけど、充電やら何やらでそれなりに熱が発生するだろうから、北海道だからって冬場はこんなんで持つんじゃね?という軽い考えで試してみたわけですが、これと言った問題が発生しなかった(充電も出来れば運用自体も問題無しだった)ので、現在別試験中のDJ-R200Dが設置機種に決定した際には、こいつを札幌南RPTに持っていくつもりであります。
また、着雪対策として本来北海道であればソーラーパネルの理想設置角度は34.8°との事ですが、敢えての垂直設置としたく思っております。
ソーラーパネルの設置箇所の予定箇所の真上にダクトがあり、実は真冬でもその周辺だけ積雪0cmになっているのですが、深夜帯はダクトが止まりますので、その際に吹雪等でパネルに着雪・着氷した場合、朝一番でダクトが稼働しても溶けるのが昼過ぎくらいになってしまっては、充電ができない可能性が高い。であれば、なるべく着雪しないようにしよう、ならば垂直設置かな?という思惑です。
ダクトからの熱を有効活用するのであれば、角度を付けた方が熱は伝わりやすくなるかと思うのですが、まぁやってみないとわからないですしね。
とりえあず、効率が悪いとされる垂直設置で2枚を並列接続し、6V-3.8Ahのバッテリーをうまい事充電し、ちゃんと稼働出来るかどうかという試験になります。
その為に、エネループ10本の充電を空っぽにして今朝設置したわけでございます。
設置後、月曜日という事もあり何だかんだでレピーターに接続等は出来なかったのですが、昼過ぎ頃にレピーター稼働確認をしたところ、しっかりと稼働してくれております。
チャージコントローラが働いて、DJ-R100Dが電圧不足で停止したところから、ちゃんと充電がされて自動復旧する事を改めて再確認できたわけです。
どの程度充電がされたか等は現状全くわかりませんが夜間でもレピーターが稼働していれば、とりえあずは〇でしょう。日の入直後に電源が落ちればソーラーパネルからの電力のみで稼働してたんだべ?って事になるんでしょうが、まぁソーラーパネル1枚、エネループ5本体制でパネルが東向き時でも充電はされておりましたので、あまり心配はしておりません。
空っぽになったエネループがどの程度充電されるのか、そして昼間に充電されたエネループでどの程度夜間も使えるもんなのかをテストしたかったわけです。
冬と夏では発電量も気温も違いますから、同じ土俵ではない事はわかっておりますが、とりあえずやってみたい実験という事でした。
ちょうど午前中までは曇り空で、やっと今いい感じで晴れてきた札幌市内ですが、万全ではない天候下でどの程度の威力を発揮できるのか楽しみな所でもあります。
ダメだったらどーすんのよ?
という、市内周辺各局の皆さま。
一応ですが、
6v-8wのソーラーパネル と
6v-9Ahのシールドバッテリー を実は当初設置するつもりで用意はしております。
こいつでのテストは、南側窓際にパネル設置でレピーターと、接続用子機の両方を同じバッテリーから電源を供給させ、子機側にはPCをVOX経由で接続し、3分おきに1分間変調を与え続ける試験を行いました。
この試験では、天候がほぼ前日晴天だったことと室内にバッテリーがあった為に温度もある程度一定だったという好条件だったとは言え、深夜だろうが早朝だろうが途切れる事なく、常に稼働状態でした。
もちろん現地で2台設置を想定しておりませんし、そこまでアクセスされる事も無いでしょうから、多分大丈夫じゃないかねぇ?と思うわけです。
机上計算も重要ですが、実地試験に勝るものはないでしょうし(笑)
机上計算だと、かなり余力を持って考えてまぁ1日で1.5Ahくらいかなぁ、、と。
送信時で0.08A、待機時で0.02Aくらいでしたから、かなり使い倒した時はこんなんだろって感じですけども、実質的には1Ah程度で十分かと思うんですよね。
んで、充電がされなかった日があったら困るから、2,3倍の容量確保をすればってことで、エネループ5本×2で、3.8Ah確保出来ればいいでしょ?って感じです。
じゃあなんでシールドバッテリーが9Ahのを買ったのよって話になると「大は小を兼ねる」の論理です(笑)
ホント飛ばないと思いますが、豊平公園周辺で無駄に電力消費にご協力頂ける方がいらっしゃいましたら、L17-08で無変調を飛ばしまくってみてください(笑)
そのついでに、南RPTに設置する機器の選定試験のテスト(L17-08,L18-08)にもご協力よろしくお願いします。L14が接続出来るエリアは、L17,L18が接続エリア内にとどまる筈ですので、、、
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