無線ブログ集
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迷います (2018/7/29 15:21:00)
秋にディープ・パープルが来日する! 2年前には田舎街の函館にも来たのに、今回は函館はもちろん札幌にも来ない。メンバーの高齢化の為、おそらく今回が最後の来日となるようだ。イアン・ペイスももう70歳なんだもんなあ~(-.-)
そこで日本独自企画となる2枚組のCDが発売されるそうだ。タイトルは、
『ジ・インフィニット・ライヴ・レコーディングス VOL.1』。
2枚ともライブ音源を収録しているもので、完全生産限定CDのため事前予約が必要みらしい。
欲しい!!! 欲しいんだけどどうしても割り切れない部分がある。パープルのファンであればご存知であろう、既に居ないリッチー・ブラックモア(g)とジョン・ロード(key)がプレイしていない音源で構成されていることだ。ここですよ!
私としては第2期のディープ・パープルが一番のベストであり、この二人が居ないとどうしてもパープルではないのだ。6年前に亡くなったジョン・ロードは別としても、やはりパープルと言えばリッチー・ブラックモア抜きでは語れないと思う。
リッチーがパープル脱退後20年以上経ち、10年くらい前にそれまで興味があった中世音楽が縁で知り合った若い嫁さんもらって、現在は夫婦でそちらの音楽活動をしているらしい。メンバー間で色々と確執があったバンドであり、今さらロックのパープルうんぬんではないのであろう。
私が初めてビデオデッキなる実物を見たのは高校生だった40年前。当時バンドの練習で借りていたスタジオが、札幌の地下鉄南北線中島公園駅前にあった札幌ヤマハミュージック。ここのショーウィンドウにリッチーがギターを演奏しているビデオ映像が流されていて、編集の影響なのか本当にそうなのかは分からなかったが、速弾きの場面で出ている音とギターの弦を指で押さえているのが同期しないでずれているのが分かった。
どういうことなのかと言うと、音が出ている時にはもう指が次の場所を押さえていて、指の動きに対して音がワンテンポあとから遅れてついてくるという現象にしか見えなかった!
現代と違いテレビや映画以外で動画を観るなんて事は出来なかった昭和50年代。
この映像は今思い出してもとても衝撃的で、レコードやカセットテープの「音」でしか聴いた事がなかった時代に、目で「見る」という情報を得るのは全くの別世界のことであり、リッチー・ブラックモアってここまで凄いギタリストなのかと、非常に興奮して数十分間そのビデオを見ていたのを思い出します。
リッチーやジョンのプレイが入っていない限定CD。
あなたなら買いますか?
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