無線ブログ集
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2018年7月28日韓国岳登山 (2018/8/1 16:43:45)
7月28日から3日間お休みでした。
規制解除とは言え、利用できる登山道は限られ火山の中を行く緊張感が増します。
手前の噴気火口が”新燃岳”、その奥のピークが天孫降臨で有名な”高千穂峰”です。
びーななさんのお声はいつもガッツリ聞こえて来て素敵です。
一旦韓国岳から下山し、上の写真”大浪池”の火口外周を回ってからえびの高原へ下山完了。
元々山行を計画しておりましたが、台風12号の進路に翻弄されながら、移動地を何度も見直し、最終的には、鹿児島県(宮崎県境にもなります)の霧島連山韓国岳(1700mH)への登山を慣行しました。
くしくもこの週末は、フリラ全国イベントであるSVということもあり、登山の合間を見て、無線運用もできればと重たいリュックに無線機を忍ばせる計画。
金曜日の21時過ぎに北九州を出発し、登山口のある”えびの高原”に翌1時着。
少々仮眠をとって、28日5時に登山を開始。
暗闇と霧のなか、初めての登山道に突入。しばらくすると湿度100%で蒸し風呂のような暑さのなか進む状況。
韓国岳ピークに上がる為の道は、木の階段が永遠wに続く急登でした。
途中何度も給水と休憩を取りながら山頂直下まで約3時間。
夜も明け、太陽が東の方角に上がっていることは判るのですが、相変わらずの濃霧で一面真っ白、視程は約3m程度。
なんとか轍を探してピークまでの溶岩帯を一歩一歩上がります。
するともうすぐ頂上というころに、突然霧の合間から青空が一瞬見え、霧が強風に流れていくのが見えました。
”もしかしたら山頂から景色が拝めるかも・・・”
ほどなくして韓国岳山頂へ到着。この時期待していたとおり霧が晴れ始め、うっすらではありましたが、韓国岳の火口、遠くに新燃岳の噴火口、眼下に大浪池が見え始めました。
正直、このタイミングで霧が晴れた時は鳥肌が立ちました。
何とも言えない雄大な景色、きつかったけど登ってきてよかったー!!
と心底思いました。
火山活動が活発で、いつ規制がかかるかもしれないため、上がれるときに登ろうと決心してよかった。
山頂では、少し時間を貰って、無線運用もできました。
1700mhから北海道移動の”いわてB73”局とQSOできました。
大浪池(おおなみいけ)も綺麗に見えていました 。
火山特有の足場の悪さと後半は炎天下の暑さに苦しみましたが、初めての霧島連山への山行移動が叶い嬉しい限り。
すっかり霧島ファンになりました。
規制状況と相談し、機会があればまた訪れたいと思います。
翌日北九州にもどる前に、鹿児島市内へ寄り道してガッツリ頂きました。
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