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2018.09.02_アマ無線運用マニュアル新旧比較? (2018/9/2 15:31:50)
「もっとイラストを入れてくれたら電波新聞社の雑誌って感じがするんだけどなあ・・・。」
ラジオの製作で有名な電波新聞社から、久しぶりに「アマ無線開局・運用マニュアル」なる本が出版されました。
先日のハムフェアーでも元大橋編集長がイベントで宣伝していましたね。
当局も興味があって早速購入してみました。
まだ内容は斜め読みしかしていませんが、最新のデジタル通信や新スプリアス規格のことなど、自分としても勉強になりそうな記事がたくさんありました。
本棚には昔買った1978年発売の「アマ無線運用マニュアル」がありますので、新旧を比較してみました。
表紙は、新刊はヤング層取りこみを狙ったデザイン。
裏表紙は、技術の進化が如実に表れています。
TS-520の価格を今の物価で考えると約25万くらい?
それに比べてIC-7300は14万程度なので、安く高性能なリグを作れるとは技術の進歩は凄いです。
資格を取ろうという導入部分は似たような内容。
運用の仕方も双方の会話が載っているスタイルは同じ。
50MHzAMQRP送信機の製作記事。
昔は立体実線配置図、今は部品配置図。やっぱり立体的な絵の方が見やすい?
電波障害は、昔はTVIがメイン。今は新スプリアス規格の説明に多くのページが割かれています。
開局設備購入アドバイスでは、昔は学生向けポータブル機。今はポータブル機が少ないのでオールモードモービル機などが主流。
ということで、もうお分かりだと思いますが、昔はイラストでの説明が非常に多くわかりやすい構成だったことがわかります。いまは、写真やデジタルイラストがメイン。
そのため、CQ出版社の雑誌と違いが見えにくいのが残念です。
費用はかかるかもしれませんが、是非イラストを復活してもらいたいですね。
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