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2018年 秋の一斉オンエアデイ 顛末記 (2018/9/20 19:14:08)
今回の秋の一斉オンエアデイは土曜日が出勤日となってしまったために、日曜日早朝より登山開始出来て、
ほどほどの高所山岳移動が楽しめそうな山を選択、いうことで長野県北佐久郡立科町蓼科山に決定。
一番楽ちんな登山ルートの大河原峠より7時に登山開始、前日の雨で所々滑りやすくはなっていますが整備されて登りやすいのですいすい足が進みます。
9時には山頂到着。
ん?ロッドアンテナらしき長尺物を発見。
前日より泊まり込み運用の、ナガオカHR420局とギフYN104局でした。
前日はあいにくの天候だったそうで、早朝より運用開始してもうそろそろ下山しようかという事でした。
1時間ほど各バンドを受信しながらぶらぶらと広い山頂を歩き回って、もう一度運用地点を覗きに行くとすでに店じまいされた様子でした。
入れ替わりで運用開始しますが、関東方面は南側の八ヶ岳をうまくすり抜ける茨城・埼玉方面へは良く飛んでいきます。
神奈川方面は少々厳しいですが、横浜の移動局もRS51程度で入感していたので、出来ないことはないですね。
千葉県鴨川市、木更津市の移動局も良く聞こえていましたが、呼べばまずQSOは可能だったと思いますがなかなかタイミングが合わず。
午後になって、シガAZ79局 岐阜県関ヶ原町が聞こえます。
呼べど叫べど、2・3エリアの壁が厚くてなかなか取ってもらえず、20分ほど呼んでようやくQSO成立。
やっとの思いで届いたRS31のレポートに感謝です。
その後、ミエAA469局 三重県四日市市四日市港も入感。
こちらも2エリア方面の壁が厚くてなかなかピックアップされず、呼び続けること数十分。
ノイズに負けてますという励ましの言葉を頂きながら、粘りに粘ってなんとかRS31のレポートをゲットすることが出来ました。
南アルプスや八ヶ岳方面からゼロメートル地帯の完全見通し外の四日市港とQSO出来るのは、長野県の伊那谷が導波管のような役割を果たしているのではないかと思います。
大きな谷筋がある方面とか大動脈の高速道路に沿って意外と電波が飛んでいくのは、経験則からある程度予測はしています。
今回の関ケ原町、四日市港とのQSOは、伊那谷と中央高速道が大きく影響しているものと思われます。
イベントでは多くの局が参加しますので、こうした新しい発見・電波伝搬などの可能性が高まります。