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停電への備え (2018/9/29 20:14:12)
先日の北海道内全域停電から3週間程が過ぎて、普段通りの日常に近づきつつあります。一部商品はまだ店頭で品薄なものもあります。これからの冬に向かって更に電力供給に不安があるのも事実。
我が家でも問題だったことの改善をしていく必要があるものは、早目の改善を行うことにした。
まずは以前から検討していたポータブル電源。今回の停電はおよそ1日半くらいで済んだが、当初は停電が1週間も続くとの予想でこれでは家にある電池や充電池では到底持たなかった。震災後に予備として長期保存が可能なパナの単1~単4アルカリ乾電池を大量に買った。やはり充電池だけでは停電だと充電が出来ずに役に立たないから。
ネットで色々とポータブル電源を検討した結果、このスアオキ製のポータブル電源を購入した。選んだ理由はリチウムイオン電池を搭載しており小さくて軽い。ヘビーな使い方をする人には物足りないだろうけど、携帯の充電等にしか使わなければこれで充分だと思う。
ただ、このスアオキというメーカーは、ネットで調べても本社の所在地が全く分からない。包装していた袋や取説には中国製というのが分かる表記がある。
どうも中国で製造された製品がそれ以外の国のメーカー名で販売されているのかとも思う。中国製と分かれば粗悪品が多いという悪いイメージを持つ人が多いからか?
ちゃんと使えればいいんだけど、購入者のレビューを見てもそんない悪い使い勝手でなさそうで、価格も1万円ちょっと位の価格で国内メーカー品(製造は中国製が多い)と価格がそんなに違わなかったのも選んだ理由。
ちなみに内蔵のリチウム電池は交換出来ないそうで、電池がダメになれば本体ごと交換が必要となるがまずは5年使えれば十分かと思う。
この手の電源は本体の電池を使い切ればそれで終わりというのが多いのではないか? つまり停電している状況の中でポータブル電源に充電をする手段が無いのだ。
この電源も使い切ればタダの置き物になってしまうが、別売り品でソーラー充電器を接続出来て本体に充電出来るという機能がある。これは停電時には大変使える機能で太陽が出ていれば必ず本体に充電が出来るっていうこと。
今回の震災で分かったこと(一例)
・よほど多くの充電池を持っていれば別だが、電源にある程度の予備の乾電池は必要。
・水を入れる折り畳みのタンク(10ℓ)を使ったが、折り目の部分が傷んで穴が開いて
いて水が漏れた。折り畳みタイプは時々傷等を確認した方が良い。また蛇腹式は水
を使う時に本体を傾けたりととても使いにくい。また使わない時は蛇腹部についた水
が中々乾燥しずらい。ポリタンク式のものを選考中。
・夜間に水を汲みに行く場面があって明かりに居間に置いてあったランタンを使ったが
両手が塞がると持ちにくくてヘッドランプがあると便利だった。
今は電気は使えてもこれからの季節は更に電気を使う時期である。いつ停電になっても困らない装備は必要で、電源以外にもまだまだ装備増強中です。
余談ですがあるネットの記事で道内が全停電になった後に、日本の周辺国の偵察機が北海道周辺に飛来していたらしい。電気が無ければ防衛システムも稼働出来ないから、その隙を突いて何かの情報を収集しようとしたのでしょう。その方面の仕事をする人であれば他国の情報は喉から手が出るほど欲しいはず。
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