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ICB-707 サービスマニュアルを読む (2018/9/13 18:11:12)
正しくは「サービスガイド」なんですが、一般的には「サービスマニュアル」と呼称される、メーカーやら電気屋さんが修理をする為に使うマニュアル。
これのICB-707版をGETしたので、舐めるように読んで見ました(笑)
ちなみに、アマ機でもそうですが特別何も弄るわけでもなく、修理をしなければならない状態で無くとも所有している機器のサービスマニュアルがどうしても欲しくなる私でございます。似たような人種は多々いらっしゃるかと思いますけどね。
まぁ原版ではなく写しではありますが、中身さえわかればそれで良しです。
アマ機なら海外サイトでいくらでもサービスマニュアルなんぞ入手出来るのですが、なかなかCBのは入手が出来ない(事もないけど、そこらへんにあるわけじゃない)んですよねぇ。
古い事もあるかと思いますが、この手の代物(開封やら自分で調整しちゃダメなやつ)のサービスマニュアルは世の中に出ちゃうと、どうしても改造とかしちゃう輩が乱立するからメーカー側も中々表に出さないように管理されているんでしょうね。
実際いくら欲しいと思っても、DCRやら特小のサービスマニュアルは持ってませんし、業務やら簡易無線のサービスマニュアルも若干古いものしか入手できておりませんしね~。
むしろサービスマニュアルを持つ=自分で修理したいor改造したい と思われがちですが、「知りたい欲」がともかく先行するわけですねぇ(笑)
確かに他CBのは新技適の為の情報を正確に得る為という名目もありますが、んなことより「これどうなってんの?(´Д`;)ハァハァ」って方が比重としてはかなり高いものとなります。実際金銭的な都合等から計画は頓挫してますしね~
平成34年以降に、どーせ技適通ってない機体なんだからって理由で何かやるかも知れませんが、そん時の資料としてはよろしいでしょうな。
そんな事より、マイブームはICB-707の外部マイクに関する見解(技適的に外部マイクはメーカー純正のイヤホンマイクっぽいやつじゃないとダメか、何でもいいのか)という事でございます。
サービスマニュアル自体に技適取得時の資料が添付されてはおりませんが、業務機のサービスマニュアルを見る限りは、接続してOKなものやら逆にダメなもの、回路図やらダイヤグラムから接続の可否がわかるようになっている事があります。
何にも書いてないと、良いんだか悪いんだか判断に困るようなものもありますけど、抽象的な表現(アンテナ端子の終端にANTとだけ書かれているとか)は電波法の中で認められる汎用品を接続してよろしい的な判断が出来るかと思います。
逆に、具体的な表現(接続するアンテナは表-1に記載するアンテナに限る)なんて書かれると、それ以外はダメよ~って理解が出来ます。
まぁCBの場合、サービスマニュアルには「ANT」とか「ロッドアンテナ」とかの記載しかありませんが、電波法的に「本体に装着されたホイップ型で2m以下」と決まっていますから、それでいいんでしょう。
よく聞きますが(友人でもリアルでいましたが)、ICB-707のアンテナが折れて修理に出したらアンテナが長くなってたって話。元が1450mmで戻ってきたら1600mm弱になっていたりする怪現象(笑)
単純に在庫が無くなった結果、そんな形でしか対応が出来なかったんでしょうけども、技適的にアンテナ長を1450mmで提出しているわけじゃない事が、ここでは理解出来るわけですわ。実際新技適取得の際にも本体に装着されたホイップ型で2m以下のアンテナである事が確認出来れば問題無い、と伺っています。
だからといって、エンドユーザーが勝手にアンテナを付け替えることは許されているわけじゃないですし、ポン付けをしたところでローディングコイル調整をしなければいくらアンテナが長くなろうとも意味を為さないわけですから、いずれにしろダメなわけですなぁ。
んで、本題の外部マイクの記載を探して見ると
プリント基板図です。
外部マイクの接続部=「J1」ですが、「MIC」としか記載はありません。
むしろ内蔵マイクの詳細がまるっクソわかりませんが、この絵のマイクが技適申請時に提出されたものになるかと思います。そっちには詳細な物が書かれているんでしょうけど、ともかく内蔵マイクはこれじゃなきゃダメ、外部は「MIC」であれば良いと思われます。
こちらは回路図ですが、こちらも「J1」は「MIC」です。
内蔵マイクはあの絵ではないのですが、回路図にまであの絵が出てくると流石におかしいでしょうから、まぁいいんでしょうこれで。
むしろ内蔵マイクの中のECMのとこすら「MIC」としか書かれておりません。
他は部品一つ一つ、もちろん抵抗値やら何やら記載がされていたり、部品記号が記載されていたりするわけですが(内蔵マイクのPTTスイッチはS5)、恐らくECMと思われるところも「MIC」としか記載がありません。
ちなみにブロックダイヤグラムでも同様でした。内蔵のマイクは「MIC」で外部端子のも「MIC」です。
ついでに部品表ですが、あの絵の部品番号は、、、「MIC」でした(笑)
ECMが水濡れ等起こした際の修理は、あくまでECMだけじゃなく1-542-067-11を発注せにゃならんかったんだろうか?と思ってしまう感じですなぁ。
ちょっと下に書いてある、Q1とかは2SK161とかわかるからすぐに交換できそうなもんなのに、、、 どこまでこだわりがあるんだろう、あの「MIC」。
もう既に外付けのMICがどうこうよりも、内蔵マイクの仕様が知りたくて仕方ない勢いです。
まぁ回路図的にECMとスイッチしか無いんですけどね。抵抗すら入ってませんわ。
いつも通り話が脱線しましたが、以上が外部マイクに関する記載があった箇所です。外観図に本体に接続するものとして、「交信リモコン」と称される「PTTボタン」「イヤホン/マイクユニット」の記載は別にありましたが関係は無いでしょう。
とすると、恐らく技適的には外部マイクは純正のものじゃなきゃダメよって事にはならないんじゃないか?と判断が出来るのではないでしょうか。
むしろ、内蔵マイクにしてもECMの交換自体はメーカー等が行うのであれば、サイズや動作電圧等が違わなければ問題が無いと思われます。
形はアレじゃなきゃダメなんか?って気も若干しますがね(笑)
でも実際寸法も何も記載が無いのでねぇ、、、
業務機でメーカー指定のマイクしか使えない(DCRでもそんなのありますけど)奴がありますよね?そこらへんも技適範囲には含まれていないらしい(全部が全部じゃないでしょうけど)んですわ。ただ、指定マイク以外では電源すら入らないようにしてあったりするわけですけども、背面からデータ端子が取れてそこにマイクを接続できたりする事が実は出来たりなんて事もあります。別に検査時に突っ込まれるわけでもなく。
もちろん「こういう規格のこういうマイクを使う!」とすれば、それは技適対象になるわけでしょうが、普通に考えてしませんわな。
となると、SR-01はマイクも技適範囲内とされておりますが、裏コマンドでUP、DOWNが使えるようになるらしいですよね~
これ、本当に技適範囲内だとしたらそんな裏コマンド自体用意をしないかと思うんですわなぁ~
私自身は確認を取れていませんし、実機もまだまだ手元に来ませんし、そもそも何の資料も手にできておりませんからわかりませんがねぇ~
むしろサイエンテックスの方が、技適申請時の資料の一部を写真付きで「こういう申請しとるから純正品以外ダメよ!」って出してくれた方がスッキリするんですけどね~。取説とかに書いてあったらごめんなさいですがw
ともかく、ICB-707では問題なさそうって事でチマチマ外部マイクをいじっていきたいと思います。
MC-60どころか、M-1でも繋げてみたほうが面白そうですな。画的にw
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