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テスラ反射器? (2018/10/18 13:51:12)
放電させている最中、手のひらを近づけると放電が大きくなり、離すと元に戻る、という現象に気がつきました。
手のひらでなくとも導体であれば何でも良いわけです。面白いのでいろいろ試してみました。金属の菓子箱、アルミ箔、スプーンなど。下に敷くより、2次コイルに近づけた方が放電の勢いが増します。大きな金属が良いというわけでもなく、スプーンのような小さいものでも十分な効果を発揮します。テスラコイル本体を送信機、2次コイルをアンテナ(放射器)と考えれば、これら導体は、アンテナの一部としての役割を果たすのかもしれません。自分的には反射器という言葉を思い浮かべました。いづれにしても、放電パワーが増強されることは間違いありません。
ということで、目玉クリップと銅箔で取り外しできるものを作ってみました。クリップを2個組み合わせ、銅箔と一次コイルに挟むだけ。銅箔以外でも良いのですが、たまたま手持ちにあったのと、形状を自由に変えられるので使いました。幅2cm、長さ7cm。クリップが2次コイルに接触しないように注意する必要があります。取り付け位置は前後左右、どこでも同じ。これを付けるだけで1.2倍くらい放電が伸びます。2〜3カ所に取り付けた場合、どのような現象がみられるのか? などはこれから。
同じ入力電圧でも、工夫次第で放電を大きくする方法はありそうです。
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