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link フリラjp フリラjp (2024/11/23 17:35:35)

feed アルインコから待望の特小機DJ-P240が発表! (2018/11/27 17:25:51)

アルインコから新型特小機のDJ-P240(L/S)(以下DJ-P240)が発表されました。
アルインコの特小ラインナップとしては上位機種という位置づけです。
すでに発売されている特小のフラッグシップ機、DJ-R200Dに採用されているテクノロジーを惜しみなく投入しているようで、機能的にはDJ-R200Dよりも新しい機能も投入しているという業務局はもちろんのこと、フリラユーザーとしても見逃せない特小機の登場です。
DJ-R200Dが「全部入りフラッグシップ機」と言えますが、DJ-P240は「交互通話特小のフラッグシップ機」と言える無線機で、フリラ向けにも最適な特小機になっています。
フリラユーザー待望のDJ-P240の発売は2018年12月上旬ということです。

DJ-P24がDJ-P240となってさらに魅力いっぱいに

フリラユーザーにも定評あるDJ-P24がいつモデルチェンジされるのか気になっていた方も多いと思います。
DJ-P24は、販売価格と機能面などのトータルバランスも良くてベテランフリラユーザーであれば1台は持っている無線機ではないでしょうか。
DJ-P24は受信感度もよく、DXを狙う時はDJ-P24を持っていくという方も多いはずです。
そんなDJ-P24が磨きをかけてDJ-P240として登場しました。
数ある特小機市場の中でも、フリラユーザーにとってDJ-P240はゲームチェンジャー的な存在の無線機になりそうです。


▲DJ-P240に使用されているボディーはDJ-R200Dと同じデザインを採用しているようです。ちなみに写真はショートアンテナモデルのDJ-P240Sです。アンテナが短く、常に無線機を携行しての業務局の場合などアンテナが邪魔にならないので便利です。

今回のDJ-P240を簡単に表現すると、DJ-R200Dから同時通話とレピーターの中継機能を除いた実戦機と言えます。
フリラの一般的な交信で使う目的であれば、同時通話機能は必要ありませんし、自分でレピーター局を開設しないで、レピーターへのアクセスだけであれば中継局になる機能は必要ありません。
基本性能はDJ-R200Dのままに実戦的な機能を搭載したDJ-P240が登場したというわけです。
かといって、DJ-P240はDJ-R200Dよりも機能が少ないのかというと違って、独自に搭載された機能も業務局にとっては便利なものとなっています。

もちろん業務ユーザーにもお勧め

DJ-P240は業務機なので、無線機開発の基本コンセプトは業務ユーザーに対する配慮をメインに開発が進められたようです。
DJ-P240の基本的な使い方は既存の業務ユーザーに配慮して操作感などは、今までのDJ-P23やDJ-P24の流れを汲んでいます。
すでに導入されている無線機をリプレースする場合に操作方法が変わってしまって、無線機の操作に不慣れなオペレーターが困らないようにという配慮からだと思います。
すでにDJ-P23やDJ-P24が導入されている現場であってもDJ-P240であればスムーズに無線機の買い増しや入れ替えができます。
更に、DJ-P240には、DJ-P23やDJ-P24にはない新機能も追加されていました。

●接客モード
特小機DJ-CH3から導入された機能です。

アルインコから新型の特小機DJ-CH3が発表になりました。 フリラ向けというよりも、どちらかというと業務向けに作られており、チャンネル表示...
www.freeradio.jp
2018-11-05 14:38

受信音のミュートではなくて、マイクを「ポン!」と軽くタッチすることにより、一定時間無線機からの音声が小さくなったり、聞こえなくなる機能です。
このモードを使用すれば、接客業務がある仕事(特にサービス業)の場合、業務連絡を気にすることなくお客様との商談に集中することができます。
一定時間が経過すると、接客モードは自動的に解除されるので、接客終了後にスタッフと連絡が取れないといったトラブルも少なくなります。
※一定時間は設定で変更できるようです。

●2波同時受信機能
DJ-P240で初めて採用された新機能です。
通常のチャンネルで交信しながらも、中継局(レピーター)のアップリンクのA帯(440MHz帯)が受信できるという機能です。
実際の使い方としてはDK-PN01(ワイヤレスコール)のチャンネルをA側に設定すれば、交互通話中であっても、お客様からの呼び出しが聴こえるという機能です。
飲食店のホールや、クリニックなどの受付対応などに便利な機能ですね。


▲ワイヤレスコール以外にも、用事があるときだけオペレーターを呼び出したい管理者、のような方にも便利な機能です。通常のオペレーター間の業務連絡は聞かなくて済むからです。

●DJ-P24の電池関連のアクセサーがそのまま使える
DJ-P240はDJ-P24の電池関連のアクセサリーは全て共用で使用できるように設計されていますので、DJ-P24を既に使用されているユーザーの方であれば、買い増しやリプレースの時に非常に便利です。
特に大口ユーザーにはメリットが大きいと言えます。

●エアクローン機能
今のところDJ-P240間となりますが、セットモードを含むすべての設定を他のDJ-P240にコピーする機能です。
複数台導入する必要がある大口業務ユーザーには便利な機能ですね。

●ACSH(アクシュ)機能 (auto-connect-shake-handの略)
ACSH機能はDJ-PHM10から搭載された新機能です。
これはすでに特小機が導入されている現場にDJ-P240を追加するときに便利な機能です。
既存の特小機のチャンネル設定や、グループ番号などを自動検知してDJ-P240に設定できる機能です。
このACSH機能をエアクローン機能と併用すると、複数台DJ-P240を追加導入する現場の管理者には非常に便利な機能です。

フリラユーザーも満足の機能満載

DJ-P240のすごいところは業務ユーザーのことを考えつつも、フリラユーザーも満足できる機能が搭載されていることです。
ベテランフリラユーザーにも定評あるDJ-P24の基本性能をさらにブラッシュアップさせて、移動運用などにもガンガン使えるメインリグとしても、フリラの方へDJ-P240はお勧めできる無線機です。

●外郭保護規格 IP64/65/67/MILの超堅牢なボディーを採用
DJ-P240のボディーは耐塵、防浸のタフなボディーです。
海や山など過酷な場所での移動運用で無線機を痛める心配からも解放されます。
業務の現場はもちろんフリラ特小機のメインリグとしても気兼ねなくガンガン使えそうです。
ちなみにDJ-P240が合格している試験は以下の通りです。

IP6X 耐塵:既定の環境・条件でベビーパウダー状のダストが内部に一切入らない。
IPX5 噴流:既定の条件、量の噴流水を全方向校から当てても内部に浸水しない。
IPX6 暴噴流:IPX5よりもさらに厳しい条件の噴流水でも内部に浸水しない。
IPX7 防水:既定の環境で水没させても内部に浸水しない。
MIL-STD- 810F(米軍規格)振動と衝撃:既定の条件での長時間振動と加速度重力を加えても正常に動作する。

●当然47chをカバー
もちろん特小で使用できる47chのすべてのチャンネルをカバーしています。
チャンネル表示は従来のアルインコ形式を採用しているので、インターネットのSNSなどで運用告知するときも便利です。

●外部電源端子装備
ACアダプターやシガープラグが使えるだけではなく、バッテリーパックを充電することもできる外部電源端子が当然のことながら装備されています。
外部電源が使えると移動先でも電池容量を気にすることなく運用できるようになります。

●乾電池仕様がうれしいね
DJ-P240は単三電池2本で動作します。
電池が消耗してもコンビニなどで気軽に購入できますし、エネループなどの充電式の電池の選択肢も広くて助かります。

●DJ-P24と同様のSメーター機能などを搭載
DJ-P240はDJ-P24の後継機という位置づけなので、DJ-P24で採用されていたフリラに便利な表示機能にもカスタマイズ可能です。
その表示機能とは「S/RFメーター」「周波数表示」「カウントダウンタイマー」などが搭載されています。


▲ロングアンテナタイプは、飛びも受けも期待できそうな予感がします。ちなみにロングアンテナタイプの正式な型番はDJ-P240Lとなります。

 


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