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BCLラジオのアース (2019/1/20 15:18:37)
マッグネチックループアンテナはノイズが少なくて良好なアンテナです。通信型受信機では同軸ケーブルを接続する端子があるし、高級なBCLラジオなら外部アンテナ端子とアース端子があるので、そのまま接続できます。しかし、普通のBCLラジオだとアース端子がないのでそのままでは接続できません。
またロッドアンテナやワイヤーアンテナはしっかりしたアースがあってはじめて本来の感度が引き出せます。それとアースにはシールドやフィルターの動作を安定させる働きがあって、ノイズを減らす効果があります。
BCLラジオからアースを取る方法としては、電池のマイナス側のバネから取ったり、イヤホンジャックのアース側から取ったりする方法が本に出ていました。もっと簡単に取れる方法がこちらに紹介されていました。
https://www.youtube.com/watch?v=yzv4bmgWzgM
「BCLラジオをアルミホイルの上に敷き、アース線を接続する」です。
<ループアンテナ>
ノイズが少なく、信号がクリアーに聞こえます。
<ロッドアンテナ>
ラジオを手で持つだけでもアース効果で信号が強くなります。アルミシートにアース線を接続すると信号が強くなります。
<ワイヤーアンテナ>
ワイヤーをロッドアンテナに接続すると信号はよく入ってきますが、ノイズが多いです。アース線を接続するとさらにノイズが上がります。アースをつなげてノイズが減れば申し分ないのですが、おそらくアース線がノイズを拾うためのアンテナになってしまっている感じです。アース線からアンテナへの回り込みを疑って、チョークコイルで遮断してみましたが、変化なしでした。本体そのものにアース線からノイズが回り込んでいるものと思います。
最近アースについてあれこれ調べていて、少し実験してみました。
ではまた
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