無線ブログ集
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大年寺山 運用地探索 (2019/3/3 18:16:02)
散歩コースでもあり、手軽な無線運用地としていつも重宝している大年寺山。我が家からゆっくり歩いて20分ほど。向山から急な坂道を一気に登ると、右手に野草園が広がり、さらに数分で山頂部となります。ここは北に見通しがあり、仙台中心部が一望。ここからいったん下って東に進むと、何ヶ所か見晴らしのきく箇所があり、それらをつないで巡り、一回りしてホームに帰れば1時間ほどの軽いトレーニングとなります。
さて、無線運用は、巨大なテレビ塔が3本立ち、強烈な抑圧を受けることになります。特に山頂部公園はテレビ塔直下となるため430MHzはノイズのみで59振ってしまいます。145MHzとDCRはそれほどでもなく使えていたのですが、半年ほど前から抑圧を受けるようになり、実質、ここでの運用はできなくなってしまいました。致し方なく別の場所から運用するようにしていますが、そこも430MHzは不可。公園が点在する大年寺山で430MHzを抑圧なく使える場所はないものか、先週、今週と無線機片手に探したところ、本日、ほとんど抑圧のない場所を見つけることができました。伊達家歴代藩主の霊廟(無尽灯廟)近く、散策路の途中。この場所は、山頂部のテレビ塔からは1km弱離れた大年寺山東端の崖っぷちとなります。山頂に比べ標高こそ30mほど低くなるものの、北の樹木が切り払われ、仙台のビル群や遠く牡鹿半島付近が見渡せます。まずまずの見晴らし。
さっそく三脚に430MHz用3エレ八木を設置。D-STAR仙台青葉レピーター経由でいつもお相手いただいているJP7IEL局(大崎市)と連絡をとり、各種交信実験にお付き合いいただきました(距離約40km、双方5W)。はじめに430FMで51。バックノイズが耳障りな状態。DVに切り替えメリット5。多少ふわふわ感はあるものの、きれいに復調してくれました。ID-51のSメーターで1個しか振らない信号。それでもFM、デジタルとも了解度に問題はありません。3エレを回してあえて弱い信号に落としてみましたが、31~41程度でもなんとか話の内容はわかります。抑圧によるノイズレベルは低く、影響というほどのものは感じられません。145MHzでも430とほぼ同じ結果。ただ、DCR(RH350DH直付け)はケロケロ状態で交信不可となりました。位置的な問題? もう少し検証が必要かな、といったところです。
大年寺山周辺ではいつもノイズに悩まされてきました。今日の交信だけではまだ安心できませんが、この場所は有望かも? その後、DCRでは岩手県一関市川崎の石蔵山移動局とも交信できました(距離84km)。北は悪くないようで、その内、南(福島)や西(山形)方向も試してみます。
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