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20190425 ICB-680や770等のゴムキャップ自作 (2019/4/25 15:18:32)
ICB-770やICB-680等のSONY機に使われている端子類を保護するゴムキャップですが、現存する多くのリグでちぎれてしまったり、ちぎれかけている個体も多くICB使いには悩みの種です。以前はちぎれてしまった
ゴムキャップを繋いだりして補修していましたが、
ゴムキャップを無くしてしまったり付いていないリグを中古で買った場合は補修のやりようもありませんので今回は
ゴム板から削って 自作してみました。
ホームセンター等での入手できる5㎜厚の天然ゴムの板を使用しています。表側の2㎜が被さる部分で端子穴に入る部分を残して3㎜を削り取りました。コツとしては
端子穴に入る部分を
端子穴より0.5㎜〜1㎜ほど大きめに残し、少し下に広がるようにカットすると取り付けた時に穴にピッタリ収まります。
カッターナイフでカットした後は#600〜800のサンドペーパーで角を落とし、表面にも サンドペーパーをあてて 艶消しにして調子を整えます。
680のゴムキャップが純正ゴムキャップで670の物が今回試作したゴムキャップです。
右から2台目の680がちぎれていない
純正ゴムキャップ、一番右の680と左の2台の670はちぎれたゴムキャップを補修した物、他3台の680が自作ゴム キャップ。
写真右の純正ゴムキャップには
返りの付いた
「根」が2本ありますが、自作品にはありませんので取付は接着面をサンドペーパーで粗してからアロンアルファで接着します。左の3個は以前補修したもの。
この数日でゴムキャップを計8個自作しました。最初、ゴム板から作るのは大変かと思っていましたが、慣れてくるとちぎれた純正キャップを繋いで補修する作業よりも早くて楽だということがわかりました。
ちぎれた純正キャップを繋いで補修する作業はちぎれ方やちぎれた位置にあわせて補修用のゴム片を作る等、1つずつ作業する必要があり結構手間がかかるんです。
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