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市民ラジオ、Sメーター (感度) の不思議 (2014/10/5 9:25:03)
雨の日曜日
窓からICB-680のアンテナを伸ばし、沖縄県からの電波をキャッチすべくワッチ状態に入る。
すると、結論から言えば不思議な事では無く、理論的に説明出来る話なのだが、やれキャパシタンスやリアクタンスやアースだと言った私では勉強不足で十分に理解ができない分野の難しい話で、数式が並ぶ理論になってしまうのだろうが、面白い現象を部屋で得た。
実はこれは今に始まった事では無いのだが、市民ラジオを運用していると時々体感する事では有る。
時を遡ると、
古くは、六甲山から関西OAMのキー局をさせて頂いていた折り、えひめCA34局から、「山頂にある3つの石の中で、この石の上にリグを置くと飛ぶんだとよ!」言う事を聞いたのを覚えている。
そんな事は無いだろう!嘘でしょ?と私は疑心暗鬼。
他の石の上ではダメなのか聞くに、そうだと。
試しに実際にリグを石の上に置き、かつ3つの石を変えて試してみると、確かに飛びも受信も違いが出た。
ほんの数mの違いでの話だ。
次は、オオサカhnc24局と合同でビルの屋上で市民ラジオを運用していた時。
手すりの 「この位置」だとSが上がり受信も送信も良くなるとアドバイスを頂いた。
私は、そんな馬鹿な?と言い、手すりにリグをスライドさせてみたら...
Sが上がったり、下がったり。
次は昨年だったか?
いつもの河川敷で車の上にリグを置いて、ローカルのチバYN515局と合同運用していた時、
「その場所じゃ無くて、こっちがいいよ」と車のボンネットの上でも、後方部にリグを置くとSメーターが上がり、確かに受信も送信も良くなった。
ラジアルやアースを取れない市民ラジオでは、時として、手すりや車のボンネットの鉄板の長さが、波長と共振して、みた目なのかもしれないが受信も送信も確かに変わるのだ。
と、すると、六甲山の3つの石のある特定の石はどう説明するのか?
石に含まれる鉄分が多いとか、何か有るのだろう。
ビルの屋上の手すりは、手すりの位置の違いで明らかに疑似アースの波長が共振したのだろう。
車のボンネットも同じ。
リグの位置でボンネットとアースが波長と共振したからだろう。
各局、ほんの少しの注意と観察力と多大なる努力で飛ぶポイントを探し当ててDXされている。
頭が下がる。
さて、本題。
今日の現象も同じ事だとは思う。
次の3枚の写真をみて欲しい。
ICB-680の位置は同じだ。
Sは2を示している。
するとSは1以下に下がった。
今日は単に受信のSメーターの感度が、アンテナの両脇にたまたま有ったサッシュの金属部分の位置の違いで変わったと言うだけで、これが受信感度が上がったのか、単にノイズを拾ったのかは不明で有る。サッシュは疑似的にラジアルと言うかグラウンドとして機能していたと思われる。
理由はどうであれ、Sメーターの受信感度の位置はサッシュの位置で明らかに違っているのは読みとれる。
単にノイズを拾った感じはしたが...
外部アンテナを使えない市民ラジオや特小では、リグの位置を少し変えるだけで飛びも受信も変化する時が有る。
今朝のこの事由は、アンテナと、両脇に有ったアルミサッシュの位置と距離間において、何らかのキャパシタンスによる共振が有ったのだろうと推測しました。
移動運用の際は、ちょっとリグの位置を変えてみるだけで、DXに勝つチャンスが変わって来るかもしれません。
そんな目に見えない電波の話でした。
シンプルに、不思議だなぁ~
で、終わらせておいた方が夜、ぐっすり眠れそうです。
余談ですが、
是非、皆さんのお気に入りの運用ポイントの秘密について教えて頂けませんか?
なぜその場所を運用ポイントに選んだのか?
古くは、この場所は古戦場で落武者が...
と言った身の毛もよだつエピソードも有ったり無かったり...
聞くのは、電波の飛びが良い場所には、幽霊も良く出ると言う事。
あの山の頂上も、あの山の東屋も、あの公園も。これ以上は書けない!
因みに、私が比較的良く行く河川敷はGWでの見晴らしもそこそこ良く、単に車で行けて駐車し易く、河川敷や田んぼが近いので水気が多く東西南北に開けているからEs の電波も良く拾い、近くに比較的人家が少なく家庭ノイズが少ないからです。
でも、運用ポイントとしては曰く付きの場所で有ります。
窓からICB-680のアンテナを伸ばし、沖縄県からの電波をキャッチすべくワッチ状態に入る。
すると、結論から言えば不思議な事では無く、理論的に説明出来る話なのだが、やれキャパシタンスやリアクタンスやアースだと言った私では勉強不足で十分に理解ができない分野の難しい話で、数式が並ぶ理論になってしまうのだろうが、面白い現象を部屋で得た。
実はこれは今に始まった事では無いのだが、市民ラジオを運用していると時々体感する事では有る。
時を遡ると、
古くは、六甲山から関西OAMのキー局をさせて頂いていた折り、えひめCA34局から、「山頂にある3つの石の中で、この石の上にリグを置くと飛ぶんだとよ!」言う事を聞いたのを覚えている。
そんな事は無いだろう!嘘でしょ?と私は疑心暗鬼。
他の石の上ではダメなのか聞くに、そうだと。
試しに実際にリグを石の上に置き、かつ3つの石を変えて試してみると、確かに飛びも受信も違いが出た。
ほんの数mの違いでの話だ。
次は、オオサカhnc24局と合同でビルの屋上で市民ラジオを運用していた時。
手すりの 「この位置」だとSが上がり受信も送信も良くなるとアドバイスを頂いた。
私は、そんな馬鹿な?と言い、手すりにリグをスライドさせてみたら...
Sが上がったり、下がったり。
次は昨年だったか?
いつもの河川敷で車の上にリグを置いて、ローカルのチバYN515局と合同運用していた時、
「その場所じゃ無くて、こっちがいいよ」と車のボンネットの上でも、後方部にリグを置くとSメーターが上がり、確かに受信も送信も良くなった。
ラジアルやアースを取れない市民ラジオでは、時として、手すりや車のボンネットの鉄板の長さが、波長と共振して、みた目なのかもしれないが受信も送信も確かに変わるのだ。
と、すると、六甲山の3つの石のある特定の石はどう説明するのか?
石に含まれる鉄分が多いとか、何か有るのだろう。
ビルの屋上の手すりは、手すりの位置の違いで明らかに疑似アースの波長が共振したのだろう。
車のボンネットも同じ。
リグの位置でボンネットとアースが波長と共振したからだろう。
各局、ほんの少しの注意と観察力と多大なる努力で飛ぶポイントを探し当ててDXされている。
頭が下がる。
さて、本題。
今日の現象も同じ事だとは思う。
次の3枚の写真をみて欲しい。
ICB-680の位置は同じだ。
リグの両脇に有る、窓の虫除けのネットのサッシュの位置に注意して欲しい。
Sは2を示している。
右側の虫除けネットのサッシュの位置を変えてみると、Sは1に落ちた。
次に左側の虫除けネットのサッシュの位置を変えた。
するとSは1以下に下がった。
今日は単に受信のSメーターの感度が、アンテナの両脇にたまたま有ったサッシュの金属部分の位置の違いで変わったと言うだけで、これが受信感度が上がったのか、単にノイズを拾ったのかは不明で有る。サッシュは疑似的にラジアルと言うかグラウンドとして機能していたと思われる。
理由はどうであれ、Sメーターの受信感度の位置はサッシュの位置で明らかに違っているのは読みとれる。
単にノイズを拾った感じはしたが...
外部アンテナを使えない市民ラジオや特小では、リグの位置を少し変えるだけで飛びも受信も変化する時が有る。
今朝のこの事由は、アンテナと、両脇に有ったアルミサッシュの位置と距離間において、何らかのキャパシタンスによる共振が有ったのだろうと推測しました。
移動運用の際は、ちょっとリグの位置を変えてみるだけで、DXに勝つチャンスが変わって来るかもしれません。
そんな目に見えない電波の話でした。
シンプルに、不思議だなぁ~
で、終わらせておいた方が夜、ぐっすり眠れそうです。
余談ですが、
是非、皆さんのお気に入りの運用ポイントの秘密について教えて頂けませんか?
なぜその場所を運用ポイントに選んだのか?
古くは、この場所は古戦場で落武者が...
と言った身の毛もよだつエピソードも有ったり無かったり...
聞くのは、電波の飛びが良い場所には、幽霊も良く出ると言う事。
あの山の頂上も、あの山の東屋も、あの公園も。これ以上は書けない!
因みに、私が比較的良く行く河川敷はGWでの見晴らしもそこそこ良く、単に車で行けて駐車し易く、河川敷や田んぼが近いので水気が多く東西南北に開けているからEs の電波も良く拾い、近くに比較的人家が少なく家庭ノイズが少ないからです。
でも、運用ポイントとしては曰く付きの場所で有ります。
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