無線ブログ集
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栗駒山6/2 (2019/6/2 20:48:53)
本日は栗駒山に登ってきました。
駒の形の残雪が山の由来でもありますが、実はこの時期、もう一つ面白い雪形が現れるのです。宮城県側の登山口、いわかがみ平に午前7時着。駐車場は半分ほど雪に覆われ、10台ほど止まっていました。中央コースを半分ほど登ると展望が開け、目の前に栗駒本山が迫ってきます。その西側斜面に目を向けると、そこに独特のお姿が・・・。恐竜ティラノザウルスならぬコマノザウルス。この雪形が有名というわけではなく、自分がそう名付けているだけなのですが、なんとなく面白くて、毎年楽しみの一つになっています。自分だけの「珍百景」。
コマノザウルス?
さて、この辺りから夏道が消え、一面の雪原となります。急な雪渓を登りきると山頂。午前8時着。天気良好、目の前に焼石連峰、西に鳥海山、月山が霞に浮かんでいました。人気の山なので、昼頃にかけて続々と登山者が増えてきます。無線運用できるのは早い時間帯のみ、ということで山頂から少し離れたところにさっそくアンテナを設置しました。
<本日の装備>
リグ FT-817(2mSSB、FM)5W
バッテリー リチウム電池18650 4本直列および内蔵リチウムバッテリー
アンテナ 4エレループ
SSBをワッチすると新潟県南魚沼市移動局が弱めに入感。アンテナ方向を合わせ少し強くなったところで呼んでみると、他局と重なったようでしたが、「ポータブル局どうぞ」とのコールバックあり。アンテナを回していただいき、55-55でレポート交換。続いて1エリア、群馬県中之条町渋峠移動局と59-59。標高2000m超とのことで、たいへん強力な信号でした。どちらも約300km。ここまでは良かったのですが、2エリア、3エリアの信号が31~41程で弱く、しばらく待って様子見したものの、浮いてくることはありませんでした。また、ここは8エリアとつながる貴重な山域ですが、北にアンテナを向けて何度かCQを出してみましたが、8からの応答はなし。北は青森県西目屋村移動局と交信、その先はありませんでした。
SSB、FMで断続的にCQを出し、7エリア各局にお相手いただき、正午、登山者が増えてきたのを見計らってQRTとなりました。信号の伸びは感じられませんでしたが、福島県小野町の日影山、山形県大江町の大頭森山など山岳局と交信いただきました。日影山は十数年前、麓の日影温泉に一泊して登ったことがあります。温泉と言っても源泉はぬるく、薪の匂いが漂う鉱泉宿でした。その日影温泉もだいぶ前に営業をやめてしまったようです。大頭森山も十年以上前に一度行ったことがあります。懐かしく思い出しました。山同士の交信は、いろんなことが思い出されて楽しいです。
本日も各局さま、ありがとうございました。
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