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2019.06.15_AA815を支えた愛しきリグたち(ICR-4800) (2019/6/15 23:20:32)
当局を支えた愛しきシリーズ、3年ぶりに帰ってきました。(笑)
(以前の記事は、画面に右側のカテゴリーを参照ください。)
さて今回取り上げるのは、ソニーのポケット短波ラジオICR-4800です。先日、中古で5000円チョイで購入しました。
手元にはICF-SW20やSW22Eなどもあるのですが、この4800は初めて買ったポケット短波ラジオで思い出深いものがあり、再購入した次第です。
当局がBCLを始めた1978年当時、ソニーのポケット短波ラジオはTR-4400が発売されていました。ずんぐりとしたボディで12MHzまでカバーする仕様。その時はポケット短波ラジオへの興味はありませんでした。
その後、中学2年生頃からラジオたんぱのヤロメロを聞き始め、外でも聞きたい思いが強くなります。しかし、TR-4400は持ち歩くには大きすぎます。横浜駅西口のダイヤモンド地下街にあった「王様のアイディア」に手のひらサイズの短波ラジオが売っていて、興味はあったのですが、本当に聞こえるのか??ということで購入には至りませんでした。(笑)
1981年のある日、本屋で買ってきた雑誌ランラジオの新製品紹介記事でソニーからポケット短波ラジオが発売されることを知ります。
早速、横浜駅西口の家電専門店「アリック日進」に出向き、カタログをもらってきました。いままでのTR-4400とは異なり、とてもスリムでこれならカバンに入れてどこへでも持ちだせそうです。15MHzまでカバーされているのも魅力的でした。
しばらくして、お小遣いを握りしめ「アリック日進」で購入。
驚いたのは豪勢なキャリングケースです。従来のソニーのキャリングケースは黒くて分厚い段ボール芯のレザーケースが多かったのですが、今回ついていたのはスエード調でソニーのロゴが斜めにプリントされたおしゃれなものでした。
本体は非常に薄く、後年発売されたICF-SW20よりも薄い仕上がりとなっています。
ダイヤル表示は、ICF-7600でお得意のバンドスプレッド方式により50kHzピッチで表示されています。スイッチはボディ右側の板を押すと作動する仕組みです。
このラジオは外出時のお供に活躍してくれ、経年変化で周波数と針の位置がずれてくることがあっても、その度に中のコイルを調整してコンディションを維持していました。
翌年の1982年には、サイパンからの音楽専門局Kyoiが開局。ソニーはKyoiとのタイアップを大々的に進めていきます。当時様々な小冊子が作られたりキャンペーンが開催されていました。
その流れで登場したのがソニーのBCLラジオでは珍しいカラーバリエーション仕様でした。ホワイトとブルーのボディは、今でもオークションなどで見ることが出来ます。
それと並行して1983年頃にはカセットレコーダーと合体させたWA-5000が発売。
1984年には17、21MHzとFM受信を可能にした後継機ICF-4900が登場します。
その頃は、高校の部活が忙しくBCLや無線から離れていたので購入はしませんでした。
次にポケット短波ラジオを購入したのは1989年。あのカセットケースサイズICF-SW20です。
そのころにはICR-4800はコイルの調整のし過ぎで調子が悪くなっていたので廃棄してしまいました。今思えば、ジャンクで残しておけば良かったと後悔しています。
今回、中古で再度手に入れたICR-4800。流石にこれでラジオ日経を聞くことは無くなりましたが、操作しているとあの頃が蘇ってきてホンワカ気分にさせてくれます。
いつか太東崎についていって北米中波をキャッチさせてあげたいと考えています。
(以前の記事は、画面に右側のカテゴリーを参照ください。)
さて今回取り上げるのは、ソニーのポケット短波ラジオICR-4800です。先日、中古で5000円チョイで購入しました。
手元にはICF-SW20やSW22Eなどもあるのですが、この4800は初めて買ったポケット短波ラジオで思い出深いものがあり、再購入した次第です。
当局がBCLを始めた1978年当時、ソニーのポケット短波ラジオはTR-4400が発売されていました。ずんぐりとしたボディで12MHzまでカバーする仕様。その時はポケット短波ラジオへの興味はありませんでした。
その後、中学2年生頃からラジオたんぱのヤロメロを聞き始め、外でも聞きたい思いが強くなります。しかし、TR-4400は持ち歩くには大きすぎます。横浜駅西口のダイヤモンド地下街にあった「王様のアイディア」に手のひらサイズの短波ラジオが売っていて、興味はあったのですが、本当に聞こえるのか??ということで購入には至りませんでした。(笑)
1981年のある日、本屋で買ってきた雑誌ランラジオの新製品紹介記事でソニーからポケット短波ラジオが発売されることを知ります。
早速、横浜駅西口の家電専門店「アリック日進」に出向き、カタログをもらってきました。いままでのTR-4400とは異なり、とてもスリムでこれならカバンに入れてどこへでも持ちだせそうです。15MHzまでカバーされているのも魅力的でした。
しばらくして、お小遣いを握りしめ「アリック日進」で購入。
驚いたのは豪勢なキャリングケースです。従来のソニーのキャリングケースは黒くて分厚い段ボール芯のレザーケースが多かったのですが、今回ついていたのはスエード調でソニーのロゴが斜めにプリントされたおしゃれなものでした。
本体は非常に薄く、後年発売されたICF-SW20よりも薄い仕上がりとなっています。
ダイヤル表示は、ICF-7600でお得意のバンドスプレッド方式により50kHzピッチで表示されています。スイッチはボディ右側の板を押すと作動する仕組みです。
このラジオは外出時のお供に活躍してくれ、経年変化で周波数と針の位置がずれてくることがあっても、その度に中のコイルを調整してコンディションを維持していました。
翌年の1982年には、サイパンからの音楽専門局Kyoiが開局。ソニーはKyoiとのタイアップを大々的に進めていきます。当時様々な小冊子が作られたりキャンペーンが開催されていました。
その流れで登場したのがソニーのBCLラジオでは珍しいカラーバリエーション仕様でした。ホワイトとブルーのボディは、今でもオークションなどで見ることが出来ます。
それと並行して1983年頃にはカセットレコーダーと合体させたWA-5000が発売。
1984年には17、21MHzとFM受信を可能にした後継機ICF-4900が登場します。
その頃は、高校の部活が忙しくBCLや無線から離れていたので購入はしませんでした。
次にポケット短波ラジオを購入したのは1989年。あのカセットケースサイズICF-SW20です。
そのころにはICR-4800はコイルの調整のし過ぎで調子が悪くなっていたので廃棄してしまいました。今思えば、ジャンクで残しておけば良かったと後悔しています。
今回、中古で再度手に入れたICR-4800。流石にこれでラジオ日経を聞くことは無くなりましたが、操作しているとあの頃が蘇ってきてホンワカ気分にさせてくれます。
いつか太東崎についていって北米中波をキャッチさせてあげたいと考えています。
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