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feed 2019.07.27_AA815を支える愛しきリグたち(R-299) (2019/7/27 18:27:33)
「バックラッシュを全く感じさせないダイヤルフィーリング!基本がしっかりできている流石日本製だね!」

最近、昔のポケット短波ラジオにはまっています。
先日のソニーICR-4800に続いて、実はICR-4900Ⅱも入手したのですが、バックラッシュが多くてちょっと残念。
そして第3弾としてターゲットにしたのが松下R-299。

このポケットラジオは先代の1976年発売のR-288が非常に有名で、当局がBCLを始めた時にむさぼるように読んでいたBCLブックで存在だけは知っていました。
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BCLマニュアルにも掲載されていましたね。
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1985年に北朝鮮の工作員が逮捕された時に押収された中にR-288があり、R-288といえば「工作員ラジオ」の印象が刷り込まれる結果となりました。
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つい最近まで、白黒写真でしか見たことが無かったのですが、お世話になっている とっとりU42局さんがこのラジオをお持ちで、カラーで認識できるようになりました。(写真はとっとりU42局さんのブログから印用)
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シルバーのフェイスにブラックの周波数ダイヤル。日本短波放送推薦ラジオだけあって、各周波数の部分は緑色の印刷。精悍な感じです。

しかし、当局的には1978年にマイナーチェンジした後継機のR-299に興味がありました。
白で統一された明るいカラーリング。その中で赤く光るLEDチューニングインジケーター。
山田先生もお気に入りの一台だったそうです。
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そんなR-299を今回箱付きで入手しました。
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蓋を開けるとベロのところに入っているもののリストが記載されているのは松下のお約束?
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ビニール製のケースも付いていますが加水分解で油がにじみ出ていてベトベト。
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取り扱い説明書は、1枚の両面構成。
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大切に使われていたようで、本体も綺麗。ソニーの縦型ダイヤルに対して横型ダイヤルは当局にとっては少し新鮮です。
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直読機も好きですが、このラフに周波数が印刷されたダイヤル版の中に、数多くの放送局が詰まっていると思うと、ちょっとワクワクさせてくれて大好きです。
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裏面はこんな感じ。
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側面のスイッチ兼ボリュームはよく見る形状ですが、いただけないのがその回転方向。
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一般的にはダイヤルを下に回すとスイッチオン&音量増加なのですが、このラジオでは何故か逆の設定。ダイヤルを上に回すとスイッチオン&音量増加になっています。当局は未だ慣れず、操作に戸惑っています。

底の部分が電池入れ。単3x4本とちょっと多め。
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音は、筐体が大きいだけあって、低音が出てとてもいいです。
また厚みがあるのでソニーや近年の中華ラジオのように倒れにくく安定して設置できるのは便利です。

また、驚いたのはバックラッシュの少なさ。ダイヤルツマミと針の動きが気持ちいいくらいにシンクロしていて、チューニングもスパッと決まります。

いつか太東崎に連れていって北米中波を聞かせてやりたいと思っています。

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