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feed 鳥海山御浜 (2019/8/15 14:39:42)


 ここ数年、続けている鳥海山御浜(神社)での移動運用。昨年、一昨年とも濃いガスと強風に見舞われました。日本海側の天気が数日安定するとの予報で、今回は鶴岡の温泉に宿をとって登ってみました(8月12日)。

 仙台を早朝4時出発。宮城県側は雨でしたが、笹谷トンネルを抜け、山形側に入ると青空が広がっていました。鉾立登山口7時30分着。広い駐車場は満車状態で、路上脇に一列駐車。なんとかスペースを確保しました。準備している間にも列はどんどん長くなっていきます。

 約1時間半の登山で御浜小屋に到着。登山者の多くはここで小休止し、山頂をめざしていきます。時折ガスがかかり、山頂は見えません。さっそく小屋の裏手、人の来ない岩場にアンテナを設置しました。北と南は遮るものなし。標高約1700m。







 アンテナ 2エレ八木
 リグ   FTM-10S(145MHzで運用)

 7エリアは青森、秋田、岩手、山形各局。8エリアは函館市、北斗市各局。0エリアは新潟各局。1時間20分ほど運用を続け、18局に交信いただきました。北方向は北海道、青森(青森市、五所川原市)と伸びが感じられましたが、大きなQSBを伴って落ち込むとのレポートも。南はまったく伸びが感じられませんでした。この場所からは北アルプス周辺の山岳局とつながることもあったのですが、それもなし。コンディション、タイミングともいま一つだったようです。また、18650リチウム電池4本直列を使用中に突然、リグの電源が切れ、復帰しないという現象が発生。電圧16V前後となるため、熱が上がり過ぎた、とか? 3本直列に付け替えて事なきを得ましたが、原因わからず、です。



 無線は切り上げ、せっかくの好天なので、笙ヶ岳まで足を延ばしてみることにしました。鳥ノ海湖を眺めながら、南への稜線を進むと、「山」の字をそのまま描いたような3つのピークが目の前に見えてきます。







 いったん1600m付近の分岐まで下り、手前の第3峰への登り返し。御浜から約1時間。登り切った第3峰の頂は、鳥海山の絶好の展望台となっていました。さらに第2峰、第1峰へと細道は続きますが、今日はここまで。狭い山頂。もう一組の登山者は缶ビール片手に静かに眺望を楽しんでいる風で、無線は遠慮しました。自分もパンとコーヒーの遅い昼食をとり、鉾立に向けゆっくり下山としました。




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