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日本国山 (2019/8/15 15:00:34)
翌13日、この日も晴天。かねて一度は登ってみたいと考えていた山に出かけました。村上市(旧山北町)の「日本国」。これが山名です。新潟と山形の県境に位置し、標高555m。低山です。真夏に登るような山ではありません。同伴のXは、今は虫も多く、登りたくない様子でしたが、なかなか登れないからと、「日本国」登頂を果たすこととなりました。
小俣集落というところが登山口となります。国道7号線から左折して小俣をめざしますが、なかなか辿り着きません。不安になって途中、民家で道を聞くと、この先にもう家はないが、かまわずに進むと、小俣に出る、とのこと。年季の入ったトンネルを二つくぐり、さらに進んだ先に「日本国ふれあいパーク」の看板が現れ、十数軒の小俣集落がありました。「ぽつんと一軒家」ならぬ「ぽつんと孤集落」。
「日本国ふれあいパーク」が駐車場となっており、そのすぐ前に登山口がありました。すでに気温は35度。車を降りて登山の準備をするだけで汗だくになってしまいました。急な杉林を登りきると、「ラジウム清水」なる水場がありました。水量は少なめ。雑木林に変わり、さらにブナ林に変わったあたりで、沖見休憩所に到着。風も少しひんやりして、日本海と粟島が霞んで見えていました。こんな暑い日に登る人はいないだろうと思っていたら、一組の親子が下りてきました。このコースは日蔭が続くので、こちらを下りてきた、とのこと。蛇逃峠を経て、だらだらした道を登りきると日本国山頂着。登山口から1時間40分。山頂は公園風で、北方向、南西方向が開け、北は月山らしき山を遠くに眺めることができました。西は日本海と名も知らない山々。位置的には、朝日連峰の西にあたり、飯豊連峰も見えるようですが、霞んでよくわかりませんでした。
短時間、無線運用してみました。145MHz、2エレ八木。CQを出したところ、新潟県上越市、新潟市各局に応答いただきました。上越市とは200kmくらいの距離とのことで、59のレポートをいただきました。ただ、あとが続かず3局と交信し、終了。同じくらいの高さの山が周辺にあり、海から多少内陸に入っていることもあるのか、特段、信号の伸びは感じられず、でした。
帰りは同じ道を駆け降りるように下山。途中、2組が登ってきました。我々含め、4組がこの猛暑の中、登ったようです。道もしっかりして歩きやすく、涼しい時期ならなんてことはない山です。どこにでもありそうな地味な低山でした。
小俣集落で飲み物くらいは売っているのでは?と売店らしきところに入ったところ、運よく「いちごフロートアイス」を発見、これで一息つけました。
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