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feed DJ-R20D のアンテナパッカリ!! (2019/8/27 21:31:59)
特定小電力無線機の傑作機DJ-R20Dをお持ちの方もたくさんいらっしゃるかと思います。
自分は、フリーライセンスラジオを始めたころにこの名機を知りました。当時は特小のレピータがあるなんて知らなかったし、ましてや工事現場やイベント会場で使われている特小で100Kmオーバーの交信が楽しめるなんて思ってもいませんでした。
しかしながら、DJ-R20Dの存在を知った時には「絶版」となっておりすでに新品の入手はほぼ不可能でオークションサイトで写真とにらめっこしながら手に入れるしかありませんでした。

DJ-R20Dはずば抜けた受信性能と深い変調で遠距離通信には最適な機種ですが、皆さんも経験されている方が多いと思いますが、アンテナんの根元の樹脂が経年劣化でもろくなる傾向にあります。自分が入手した個体も買った当時からアンテナの根元がひび割れており、熱収縮チューブで補修をしていました。  こんな感じ  いまいちなんですよね

某YouTubeサイトではアンテナ交換の依頼をメーカーにすれば新しいものになるとの情報があったのですがいかんせん入手した金額と比べるとあまりにも高価。

そうこうしているうちに入手した個体のうちいくつかが完全崩壊の状態に……

戻そうにも樹脂はかなり細かくばらばらに。 技術のある方はナントカリペアみたいなので直せるんでしょうが、知識も技術もなし。
まずは、余分な接着剤みたいなのをカッターの刃の反対側で物理的にはがしていきます。
そんなに力を入れなくてもパリパリと剥がれていきます。
自分の納得のゆくまではがしたら8mmの熱収縮チューブをはめ込みます。
パーツ店に行って、根元がはまる熱収縮チューブを実際にあてがわせてもらって買ってきました。
税別50円なり。
本当はヒートがんなんかで加熱すればかっこいいんでしょうが、そんなもの持っていないのでバーナー型のライターで、ちまちまと熱を当てて収縮させます。直接火を当てるというよりは炎の先端から2センチくらい離して加熱する感じ。

出来上がりはこんな感じ
もともとあった樹脂のボリュームはありませんが、これはこれでスリムでいい感じ。
ヘタに樹脂を残しての補修よりも簡単だし、思いのほか美しい。

あと何年かで使っちゃいけなくなる日が来るらしいですが、それまでは現役バリバリで頑張ってもらいます。ほかの個体の樹脂が割れても、この直し方でいいなって思ってます。

この後、浜松市内の特小レピータにアクセスをして性能が変わっていないことを確認しました。


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