無線ブログ集
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危機管理産業展2019に行ってきた (2019/10/6 20:33:20)
今年も危機管理産業展の季節がやってきました。
編集部では今年も危機管理産業展2019を取材してきましたの報告します。
中にも面白い出展者もいて興味深いサービスや製品をアピールしていました。
まずは無線機メーカーのアルインコから
まずは無線機メーカーのアルインコからみてみましょう。
もちろんデジタル小電力コミュニティ無線機のDJ-PV1Dが出展されていました。
▲DJ-PV1Dのデモ機は1台のみ、近日発売というアナウンスが表示されていました。
続いて気になった機種がこちらの機種です。
この機種はデジ簡のモービル用無線機で、3A、3B、がラインナップされています。
ちなみに3R規格の無線機の型番はDR-DPM60です。
3A規格の型番はXEDC15、3B規格の型番はXEDC46となります。
▲ちなみに展示されていた無線機の型番はXEDC15で3A規格(154MHz帯)のタイプです。
▲XEDC35Mはデータ通信を3R規格の無線機で実現しました。無線機自体に操作パネルはなく、多機能マイクで操作するタイプです。
八重洲はIP無線機も展示してました
八重洲は従来の業務機はもちろんのことIP無線機のラインナップも展示していました。
無線機メーカー各社はIP無線機にもテリトリーを広げてきたようです。
▲VXD450Vにはアルカリ電池用アダプターのFBA-34が装着されていました。危機管理産業展だけにアルカリ単3電池での運用もできることをアピールしているようです。
▲FBA-34の存在感が凄いですね。単3アルカリ電池で運用できるのはありがたいが、本体がコンパクトなだけにできれば充電式のバッテリーで運用したいところです。
▲VXD460Uには、更に小型な横置きで単4アルカリ電池が6本入るSBT-15がオプション設定されています。単4形の電池であればコンビニなどで気軽に購入することができるので、災害時の備えとしては有効ですね。
・VXD20
・VX-212U
・VX-582
・VX-582UFT
・VXD450R
・VXD450S
・VXD450U
・VXD450V
・GDB4800
・GDR4800
▲フリラの方にはお馴染みのラインナップも展示されていました。
▲VXD30は先日ファームウェアのバージョンアップが行われており、受信感度のチューニングが施されています。古いロットでは感度が悪いという意見が目立ちますが、最新のロットでは改善されています。
▲特小機のラインナップです。カラーバリエーション等も出展されており、色でも無線機選びができるので、業務で使用する場合は部署ごとに分けることも簡単ですね。
▲送信はできなくても受信だけのタイプでいいから一般ユーザーにも発売してほしい。
▲IP網とデジ簡の橋渡しをしてくれるeブリッジアダプタです。過般型のケースに収められていました。
危機管理産業展らしい展示も
無線機も気になりますが、今回の報告では危機管理産業展らしい展示物も紹介していこうと思います。
一番にご紹介したいのが、ドローン対策用のネットガンです。
▲ネットガンから射出されたドローン捕獲用のネットが侵入してきたドローンを撃墜する仕組みです。先日のサウジアラビアの石油基地への攻撃で安価なドローンとミサイルによる複合攻撃が行われたため、ドローン対策に話題が集まっています。来場者の視線も真剣そのもの。
▲ドローン探知用のレーダーとのこと。ドローン対策を無人で運用することができます。
68トンの重さにも耐える安全地帯が5秒で展開できる優れもの
災害はいつやってくるかわからないもの。
自宅にいる時でも常に備えておきたいものです。
そんなときに役立つのがこれ、株式会社日本耐震設計から発売されている「MY SHELL」と言う製品です。
▲扉を閉めれば5秒で堅牢な安全地帯が展開されるという仕組みです。
▲閉められた扉はロックされるので手で押さえる必要もありません。畳1/4ほどの大きさです。(幅840mm – 奥行420mm
– 高さ1330mm)
災害備蓄管理士という資格が誕生しました
今回のRISCONでは新しい民間資格が誕生しました。
その名も「災害備蓄管理士」です。
いままでは「防災士」という民間資格がありましたが、防災の知識全般よりも、更に一歩進めて「備蓄」についての知識を体系立てて学べるのが災害備蓄管理士の資格です。
▲災害備蓄管理士は一般財団法人防災安全協会で講習会を受講し試験に合格することで取得することができます。
「災害備蓄管理士」事務局
〒158-0097 東京都世田谷区用賀1-27-20 山浦ビル 防災安全協会
TEL:03-3700-1930 FAX:03-3700-1003
警察用品を売ってる業者もありました
なんと警察用品を販売している業者もありました。
ネットショップや、実店舗も出店していると言うことなので、気になる方はチェックしてみては如何でしょうか?
▲特殊警棒は実際に手に取ることもできました。最近の特殊警棒は航空機などで使用されている合金が採用されているタイプもあり、スチール製のものと比べると軽量なものもあります。
▲最近需要が多いという防犯スプレーです。採用実績もあるようですね。
自衛隊関連ブースです
次にご紹介するのが自衛隊の関連ブースです。
飲料水を確保するための特殊車両や、自衛隊をアピールするためのブースを出展していました。
▲汚水を処理して飲料水に濾過するための装置を搭載しています。
▲外部から取り込んだ水をこのタンクに一時的に貯めておくようです。
▲自衛隊という大きな組織では、退職者という人材を活用してもらうように職業紹介も行っています。特殊技能を持っている訓練されている人材は一般社会でも十分に通用するスペシャリストでもある。