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feed 南面白山(山形市) 11/3 (2019/11/3 19:57:47)


 前回この山に登ったのは2009年9月で、10年ぶりの登山になります。その間、面白山スキー場の営業が休止となり、そのまま廃業してしまいました。冬場、道路は閉鎖されるため電車でしかいけない全国唯一のスキー場で、自分も何度か滑りに行きました。昭和な感じの残るロッジ兼食堂が2~3軒あり、どことなく馴染める雰囲気があって気に入っていたのですが、その建物も、駅から乗り降りできたリフトも、今は廃墟を残すのみです。唯一駅前に一軒、藤花山荘が営業を続けています。随分さびしくなりました。

 仙山線の始発に乗車し、面白山高原駅7時9分着。藤花山荘前の車道を登りコスモスベルグへ。かすかな記憶をたどると、確かスキー場の左手奥に登山口があったはずですが、リフト点検用作業道などが交差し、わかりにくいです。しばらく進むとかつてのスキー場最上部に到達。かつて本来の登山口はここからだった記憶があります。





 ブナ林に入ると一気に山深くなって、二口山塊の一角であることを実感。終わりかけの紅葉、ブナの美林に続く細々とした道。素晴らしいです。その後、ごつごつした歩きにくい急登となり、ひたすら登ること40分、尾根に出たかと思うと、ほどなく山頂到着となりました。標高1225m。東に大東岳が圧倒的な存在感で鎮座。南には猿鼻、小東岳、二口峠への縦走路が続いていました。若かりし頃、ここからいったん北面白山方向に下り、大東岳に登り返し、秋保側に下山したことがあります。大東岳へは足場の悪い沢道で、何の標識もなく、きつい、苦しい、危険のまさに3K登山道であったことだけを覚えています。今はとても登る気になれません。二口山塊はそんな怪しげな道がいくつもあります。


山頂と大東岳

小東岳への縦走路


 さて無線の方は、四畳半くらいの狭い山頂なので、ここでの運用はできません。手前の尾根に戻り、アンテナを設置しました。

<本日の装備>
リグ ID-51(145MHz)
アンテナ RH-660S

 今日も軽量装備です。高さ2mのペグ付きマスト先端にRH-660Sをクリップベースで挟むだけ。ペグ付きマストの扱いもだいぶ慣れてきました。グラつくことなく、抜き差しも問題なし。これならほとんどの山に対応きるのでは?





 バンド内ワッチし移動局に応答したり、断続的にCQを出し、27局に交信いただきました。岩手、宮城、山形、福島各局。北は平泉町、南は郡山市。遠方との交信といったサプライズなことはなく、ぼつりぽつりという感じで呼んでいただきました。シーズンが終わり信号の伸びは感じられず、といったところです。

 11月にしては暖かく2時間半ほど山頂付近に留まり、帰りの電車に合わせ、元来た道を下山しました。







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