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焦点距離2700mmで土星の輪は撮れるのか? (2019/4/23 21:39:58)
マトモな人なら手を出さないであろう3倍テレコンがヤフオクに300円で出品されており、どんな世界が見えるんだろうという興味からポチッとしてしまいました。カニ爪付きというもはや骨董品レベルの古いものだと思いますが、レンズにはカビや曇りもなくとても良好なコンディション。
また同じころ、レフレックスレンズなるものを知りました。シュミットカセグレン式望遠鏡のようにミラーで反射させて折り返す光路を持つレンズで、
・焦点距離の割に鏡筒が短い
・絞りは固定
・構造上AF化が難しいらしくほとんどMFのみ
・ボケがドーナツ状になる
といった特徴があるようです。500mmや600mmならヤフオクで1万円以下で落札されており、AFレンズを買うよりだいぶ安い(ただしNikkor1000mmだけは3万円超えとメチャ高)。現在手持ちのレンズはキットレンズの300mmが最長なので、600mmと3倍テレコンとを組み合わせたら全く違う世界が見えそうだ。ひょっとしたら土星の輪が撮れるかも?ということでSIGMAの600mmをポチッと。月曜終了が幸いして他に入札者がおらず6800円でした。
SIGMA MIRRO-TELEPHOTO MULTI-CORTED 1:8
f=600mm
コンパクトなボディのD5500と組み合わせると鏡筒の太さが際立ちます。
そして入手後すぐに土星撮影のチャンスが!
お分かりいただけただろうか?
SS1/200 ISO25600 MF(トリミング)
かなーり小さいし像も粗いですが、一応輪があるのは確認できました。なにしろ600mm×3倍テレコン×APS-Cなので1.5倍=
フルサイズ換算で2700mm相当
という焦点距離にも関わらず赤道儀なしの固定撮影なので、
ピントを合わせている間にファインダーから逃げていく
ほど(笑。でもメチャ暗いのでシャッタースピードはなるべく遅くしたいというジレンマ。
※レンズ自体はF8固定、2倍テレコンだと2段暗くなるらしいですが3倍テレコンだと3段?だとすると F22相当 ということになります(^^;
木星も撮ってみました。衛星は4つとも確認できましたが・・・それなりにしっかりしたSLIKの三脚に取り付け、レリーズも使いミラーアップ撮影したのですが、それでもブレて木星が三角形になってます(^^;
なにかしら対策を取らないとなぁ。レンズサポート作ってみようかな。
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