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デジコミを使用したふたご座流星群による通信実験 (2019/12/1 14:30:26)
先日ペルセウス座流星群を利用したフリラの伝搬実験が行われたことは記憶に新しいですが、今回はふたご座流星群を利用した流星散乱による実験が計画されているようです。
今回も使用するフリラのシステムはデジタル小電力コミュニティー無線です。
先日の実験では市場にデジタル小電力コミュニティー無線の製品はアイコムのIC-DRC1だけでしたが、現在ではアルインコのDJ-PV1Dもあり、ユーザー数も増えているので、飛んできたID信号を受信できる可能性も上がってきていると思われます。
今回の実験も流星散乱(MS=メテオスキャッター)によるもので、IC-DRC1やDJ-PV1Dから発射された電波が、予想通りで行けば流星に反射してどこかに到達するだろうというものです。
先日のペルセウス座流星群を使用した流星散乱の通信実験では、参加局も少なくIDが受信できたというような報告はされていなかっただけに、今回のふたご座流星群を使用した通信実験では結果が期待されています。
実験の概要はこんな感じです
ネットのSNSで実験の参加を呼びかける画像が流れていました。
実験期間は2019年12月14日の20:00~24:00までです
SNSでの実験報告などを行うときはハッシュタグ #PEMS_SLPR14x を使用することが設定されています。
今回の通信実験に使用することが提案されているチャンネルは 10ch
です。
カーチャンクをする場合は、約2秒PTTを押すと無線機から自局のIDが送出されるようです。
送信しなくても、もしかしたら、だれかが発信したIDを受信するかもしれません。
冬の夜長、ふたご座流星群に思いをはせてみるのも面白いと思います。
ちなみにですが、先日のペルセウス座流星群の時は、アマチュア無線の流星散乱用のデジタルモードでは、遠方まで電波が到達していたという報告が寄せられていました。
また、実験の参加については自己判断で行ってください。
実験に参加する場合は、体調の変化や事故や怪我、天候の急変などには十分に注意してください。