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アイコムのIC-705プレ試聴会に行ってきた (2019/12/28 6:00:20)
00先日開催されたアイコムの「IC-705プレ試聴会」に行ってきたので報告です。
IC-705はアマチュア無線機ですが、フリラの方からも注目されている無線機なのでご紹介したいと思います。
イベントのタイトルはプレ試聴会ということですが、外部アンテナで実際のQSOを聴けるようにはなっていなかったので、実際に動作するIC-705を屋内ですが、自分で触れるといったイベントになっていました。
またプレ試聴会では、IC-9700の新ファームの説明や、ダイヤモンドとコメットによるアンテナの展示、FMぱるるんによる公開収録なども行われていました。
IC-705見てきました
IC-705を見てきましたので、文章はさておき写真で報告します。
▲IC-705は外部電源を使用すると10W出力が可能となるので、放熱対策もしっかりされています。重量は約1kgということですが、実際に持ってみるとサイズの割に「つまってる感」はあります。
▲正面から向かって左側のサイドパネルです。アンテナ端子はBNCとなりました。設計段階ではSMAも検討されていたようですが、強度の面から見送り、N型は重量が1kgを超えてしまうために不採用となりBNCに決定したという経緯があるようです。
▲正面向かって右側のサイドパネルです。電源端子などが並んでしました。
▲IC-705のサイドパネルの端子についてはプレゼンで解説されていました。
プレゼンでは外部ATUの発売が予告されました。
▲IC-705の底面パネルにはカメラの三脚に取付ができるようになっているネジ穴を見ることができました。
▲マルチバックのLC-192、オプション対応でまだ価格は決まっていません。
▲IC-705と箱ティッシュのサイズを比べてみました。チョイスしたのは秋葉原駅前のコンビニで現地調達したクリネックスの肌うるるです。ティッシュの箱よりも横幅は小さいですね。(肌うるるのパッケージサイズ:W238×H75×D110mm)
▲奥行と高さはこんな感じです。かなりIC-705が小さいことが分かるかと思います。
IC-9700の新ファームやアンテナメーカーの展示やFMぱるるんの公開収録も
IC-705の視聴会といっても、IC-705のお披露目だけにとどまらず、IC-9700の新ファームの紹介やアンテナメーカーを招待して、アンテナの展示なども行われていました。
▲IC-705のプレゼンは皆さん真剣に耳を傾けているのが分かりますね。
▲ダイヤモンドブランドでお馴染みの第一電波工業。HFのコンパクトタイプのアンテナがメインで展示されていたような印象があります。
▲コメットもHFのコンパクトタイプのアンテナと最近発売した移動運用時に便利なポールと基台のアピールを行っていました。
▲IC-9700の新ファームの操作デモの様子です。来場者の熱い視線がIC-9700に注がれているのが分かりますね。
▲IC-9700の新ファームのデモと解説は女性スタッフが行いました。
今回のご紹介は、文章で書くよりも写真を多めにしてみましたがいかがでしたでしょうか。
IC-705の発売時期ですが、2020年3月下旬という発表を先日行っていましたが、アイコムとしてはこの発売時期をなんとしても遅らせるわけにはいかないようです。
それというのもアイコムの決算が3月ということなので「なんとしてでも今期内での発売にしたい」ということです。
アイコムの社員は約1000人ほどで設計に約400人ほどが携わっているということですが、IC-705の設計者や、その他のIC-705担当者はしばらく忙しい日々を送りそうです。