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feed ニューイヤー (2020/1/3 17:12:52)



 昨日午前、アンテナのテストを兼ね、短時間ですが運用しました。いつもの大年寺山。

<装備>
アンテナ 電圧給電式ループアンテナ、ピアノ線コイルアンテナ
リグ   ID-51(145MHz 5W)

 現地にてアンテナの測定をしている内に午前9時を過ぎてしまいました。ループアンテナの方でワッチするとバンド内ほぼ埋まっている状態。山岳移動の際に何度もお相手いただいている登米市固定局にお声掛けしたところ、「レポート51。今日はずいぶん弱いですね」とのこと。こちらには56で入感。距離50kmほど。ハンディ機なので致し方ないかなと思いつつ、ピアノ線コイルアンテナに変更し、レポートをお願いしました。その結果、55-58。明らかに信号が上がりました。


ピアノ線コイルアンテナ(エレメント70cm)



 二つのアンテナを使い、CQを出したり応答に回ったりしながら20数局に交信いただきました。ピアノ線コイルアンテナは安定した性能で、受信、送信のバランスも悪くありません。一方、ループアンテナの方はいくつか腑に落ちない点が感じられました。

1)偏波面について。ループなので横向きで垂直偏波と考えていたのですが、立てた状態で信号が強まります。一般的なループと異なり、電圧給電式の場合、縦向きで垂直偏波となる?

2)周りの環境(樹木やモノ、人体)に影響を受けやすいアンテナです。オペレーターの位置によっても共振点およびSWRが大きく変化してしまいます。登米市固定局からのレポートが良くなかったのも共振点がズレた状態だったかもしれません。


電圧給電式ループアンテナ(3/4λ)



 あらかじめ癖をつかんでおけば使えなくもないですが、挙動不明のままでは精神的によろしくありません。マッチング回路を見直すとか、コイルの配置、ケーブル引き回し、あるいはケーブル長を変えてみるとか・・・。はたして安定して使えるようになるものなのか? 不確実な変数が多すぎるアンテナ。その分、奥を探る面白さがあり、アナログな繰り返しで少しづつ隙間を埋めていく。これもアマチュアの醍醐味かな、と思ったりもします。 新年早々、試したいことがまた増えてきました。







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