無線ブログ集
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大森山(角田市)2/2 (2020/2/2 18:24:00)
今回も高瀬林道から入山しました。昨年、台風19号の直後に歩いた時に比べ、いくらか倒木は少なく歩きやすく感じました。とはいえ、高瀬峠までの林道は廃道同然であることに変わりはありません。深山から馬船峠、疣石山を越えて来られた単独行の方と山頂でお会いしました。馬船峠から高瀬峠までは相変わらずの藪道で、道に迷い別尾根に入ってしまったとのことでした。藪の様相も毎年変わるので、油断ならないものがあります。
山頂
山頂付近
山元町側では影倉山の山名となっています
標高315m。特徴のない山の連なる亘理丘陵において、展望に恵まれた山頂です。吾妻連峰の一切経山や高山が姿を見せてくれました。地形的にも東西が崖状に切れ落ち、南北は低山が続きますが、大きく遮るものはありません。北に仙台市街地が見通しで、ロケ的にも良好な山頂と言えるかと思います。
<本日の装備>
リグ ID-51(145MHzで運用)
バッテリー 18650 3本直列
アンテナ 1λ単ループアンテナ、RH-660S
1λ単ループの挙動をもう少し確かめたいと思い、今日も使ってみました。三脚に自撮り棒で高さ約2mに設置し、簡易SWRパワー計SW-33で測定したところ1.04を表示。低めに出ることは以前に書いた通りで、実際はSWR1.2~1.3程と推測。このまま使うことにしました。
あえて水平偏波(給電部が下)でCQを出したところ、岩手県平泉町移動局、福島県相馬市、伊達市固定局などから応答いただきました。いったん途切れ、垂直偏波(給電部が横)で再度CQ。今度は仙台市内など県内各局から応答いただき、さきほどは弱かった(水平偏波)が今度は強く入感したので応答しました、とのレポートもいただきました。七ヶ浜町固定局とは0.1Wで59。やはり基本は垂直偏波かな、といったところです。また単ループにしては意外なほどサイドが切れを実感しました(8の字指向性)。RH-660S(1/2λノンラジアルホイップ)との比較で偏波面、方角を合わせた状態で同等な感触です。弱い信号での安定感はあるような気がしないでもありませんが、確証に至りません。利得的に過大な期待はせず、指向性で混信をある程度避けられるのがこのアンテナの利点かな、といったところです。
昼過ぎ、蔵王からの西風が冷たくなってきたところで撤収としました。本日も交信いただきました各局さま、ありがとうございました。
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